中古で購入したバモスに乗っていたり、長年乗り続けていたりすると必ず遭遇するのが、ライトの球切れ。
特にブレーキランプ(テールランプ)は、後続車に自身の存在を知らせる大事な機構です。
もし球切れのまま走行を続けると道路運送車両法に違反してしまうため、見つけ次第早急に交換をする必要があります。
尾灯の整備不良 違反点数1点 罰金7,000円(普通車の場合)
埼玉県警
しかし、ブレーキランプの電球は様々なタイプが販売されており、車種によって細かく品番が異なるため、いざ電球を交換しようと思っても、「どれを選べばいいのかわからない」「そもそもどうやって交換すればいいの?」となるかもしれません。
そこで本記事では、
- バモスのブレーキランプに適合する電球の種類
- ブレーキランプの電球交換方法
をご紹介していきますので、参考にしてみてください。
バモスのブレーキランプ(テールランプ)の電球の選び方
バモスのブレーキランプに使用されている電球は、オートバックスやイエローハットなどのカー用品店で手に入れることができます。
ただし、2点注意することがあります。
まず、バモスとバモスホビオで電球の差し込み口の形状が異なるということです。
バモス | 12V21/5W T20 |
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バモス ホビオ | 12V27/5W S25 |
ここを間違ってしまうと取り付けることができなくなりますので、お店に行く前に自分が乗っているバモスがホビオなのかそうでないのかをしっかり把握しておきましょう。
また、テールランプは「ターンシグナルランプ」ではなく、「テール&ストップランプ」を購入しましょう。簡単に言うと、中にフィラメントが2本あるものを選ぶ必要があります。
バモス(T20)
バモスホビオ(S25)
大抵の売り場は隣同士に並べられていますので、確認はしっかり行いましょう。筆者は見事に間違えました。
同じ失敗をしていただきなくないので、適合表も掲載しておきます。
一番賢いのは、取り外した実物を持って行く方法。ここまでしたら絶対に間違うことはないでしょう。
バモスのブレーキランプ(テールランプ)の電球交換に必要なもの
ブレーキランプの電球を購入したら、今度は交換に必要な工具を用意します。
必要なものは8mmのレンチのみ。
位置的にメガネレンチやスパナだと作業し辛いため、できればソケットレンチやT時レンチを使用しましょう。
また、ハロゲンランプの電球は素手で触ると皮膚の脂分が付着し、その部分が高温になるとガラスが傷んで球切れが早まることもあるため、できれば軍手を着用しての作業をおすすめします。
バモスのブレーキランプ(テールランプ)の電球交換方法
バモスのブレーキランプの電球交換をするには、車体からブレーキランプ本体を取り外す必要があります。
まずはテールゲートを開き、レンチを使ってブレーキランプ本体の上下に1ヵ所ずつあるボルトを外していきます。
上部のボルト
下部のボルト
ボルトを外しただけでは、ブレーキランプ本体が外れることはありません。
脱落防止のためにクリップに吊り下がっているため、本体を上にスライドさせることで、取り外すことができます。
本体が外れたら、裏面にある電球のソケットを反時計回りに回します。
電球はソケットにはめ込まれているため、電球自体を引っ張り出せば外せます。
新品電球はそのままねじ込んで取り付けます。
電球を差し込んだら、この時点で作動確認もしておきましょう。
誰かがブレーキランプを踏んでくくれれば良いのですが、周りに誰もいない時は、自分でブレーキランプを点灯させる必要があります。
今回は油圧ジャッキのハンドル棒を使ってブレーキペダルを踏み込みました。
電球自体は暖色系となっているのがわかります。
取り付けは、外した時と逆の手順で行います。
本体を車体に固定する時にクリップにはめ込む作業に少し苦労するかもしれません。
最後にボルトを締め、作業完了です。
予備の電球は助手席にあるグローブボックスの中に入れておきましょう。
バモスのメンテナンス情報
ブレーキランプの電球交換意外にも、バモスのメンテナンスついて詳しく解説していますので、よければ参考にしてみてください。