サーキット走行をするのは街乗りのままの状態でもサーキットを走ることができます。
しかし、サーキット走行を続けていくうちに、もっと速く走りたいという欲が湧いてくると思います。
でも、本格的にサーキットを走行するには、何が必要なのかわからない人も多いはずです。
そこで、これだけあればサーキット走行をより楽しく上達することができるアイテムをご紹介します!
バイクでサーキットを走るなら用意しておきたい5つの道具
本格的にサーキットを走るのであれば、ぜひとも揃えておきたいアイテムは以下の5つとなります。
順にご紹介しますね。
①タイヤウォーマー・発電機
サーキット走行ではタイヤを温めることでグリップを発揮させられます。
特にサーキット専用のタイヤとなると、しっかり温めなければ全くグリップしませんので、走り出した直後に転倒してしまう可能性も高くなります。
そこで、サーキット走行の際はタイヤウォーマー を使用し、前もってタイヤを温めてあげる必要があります。
特に寒い時期は、タイヤもカチカチでタイヤウォーマー がなければ走行すらできません。
特にレースで使用するタイヤは60〜80℃くらいが適正温度とも言われているため、レースの世界ではタイヤウォーマーで適正温度まで温めるのは必須です。
タイヤウォーマーは100Vのコンセントから電源をとるため、サーキットのコンセントから電源をとるか、小型の発電機を用意する必要があります。
発電機は小型のもので出力が9A(アンペア)ぐらいのものもありますが、タイヤウォーマーを使用するときは10A(アンペア)以上を推奨しているため、できれば16A(アンペア)以上のものを使用しましょう!
おすすめの発電機は、新ダイワから発売されているIEG1600という発電機でしょう!
同クラスの発電機の中で、もっとも価格が安く、コンセントの差込口も2つあるため、タイヤウォーマーを使用する以外にも重宝します。
出力の小さいものを使用した時に、知らない間に過負荷で電源が落ちて、気づかずそのまま走りがして転倒なんてなるとシャレになりませんからね!
②スタンド
サイドスタンド以外にあると便利なのが、バイク自体を持ち上げることができるスタンドです。
タイヤを浮かせることができるため、上記で紹介したタイヤウォーマーを使用する際は必需品となります。
また、タイヤを浮かして車体を平行にできるため、タイヤ交換や、車両のメンテナンスに重宝します。
③車載カメラ
最近流行りの車載動画はアクションカメラで撮影しています。
最近のレーサーはみんな使っている車載カメラですが、実は上達するには欠かせないものにとも言えます。
なぜなら、
- 他の人に見てもらいアドバイスをもらうことができる
- サーキットを走っていない時は動画を見てイメージトレーニング
ができるからです。
このカメラが登場したおかげで、最近は上達が早くなる人が多くなったとも考えられます。
値段が安いアクションカメラも存在するものの、一番はやはりGoProでしょう。
特にHERO9の「手ぶれ補正機能」の性能はピカイチ。サーキット走行のみならず、オフロードでも問題なく使用できます。
また、GoProをバイクで利用する時は、ハンドルの真ん中にベースを取り付け、その上にジョイントを取り付けて撮影していました。
ちなみにSONYのアクションカムで鈴鹿サーキットを撮影すると、以下の画質で撮影することができます。十分すぎる画質ですよね!
④GPSロガー
GPSロガーは、衛星の位置情報を受信・記憶する装置でバイクに取り付けてサーキットを走行すると、ラップタイムはもちろん、加減速、ブレーキ性能、コーナリング性能など細かくデータで見ることができます。
走行データを保存しておくことで、前回の走行と照らし合わせて確認することもできます。
そのため、一人で走行することがあっても、ロガーがあることで、効率よく練習することができるでしょう。
様々なGPSロガーがありますが、圧倒的に見やすいのがデジスパイス4となります。
4つの衛星から位置情報を受信しているため、障害物の影響で電波を受信できないといったトラブルが少ないのと、誤差が少なく前のデータと正確に見比べることができます。
⑤エアーゲージ
サーキット走行でしっかり走るためには、タイヤのエアー管理は特に重要です。
サーキットを走ると、タイヤが摩擦ですぐに発熱し、タイヤの内圧も大きく上がってしまいます。
そのため、走行前に指定の空気圧にしたものの、走行後は内圧が上がってしまうため、走行中や走行後に内圧を調整するのが理想となります。
そのため、きっちりと測れるエアーゲージを用意することが必要です。
エアーゲージは精密品のため、金額が安いものは、簡単に針がズレたり、毎回メモリがズレてしまうなんてことも考えられますので、多少金額が高くてもしっかりしたものを選びましょう!
おすすめはブリヂストンのエアーゲージです!
目盛りも細かく、200kPaまでは10kPa刻みで非常に細かく、外には丈夫なカバーが付いているため、非常に使いやすくなっています。
エアーゲージはよく目盛りが狂ってしまうことがありますが、これはメーカーに問い合わせればエアーゲージの校正もおこなってくれます。
まとめ:サーキットを速く走るには必需品のアイテム!
上記のアイテムが無くても、サーキット走行を楽しむことはできますが、用意することでより一層サーキット走行を楽しむことができます。
必要なものをもう一度おさらいすると、
となります!
もし本格的にサーキット走行し、いずれレースに出場発程したいと思うのであれば、まずこれだけは用意しておきましょう!