サーキット走行を始めたばかりの最初の頃は走るたびにタイムが縮まるため走行も楽しいと思います。
でも、サーキット走行にある程度慣れてくると自分の走りがマンネリ化してしまい、タイムも頭打ちとなり徐々に自分の限界を感じることでしょう。
そうなると気合だけでは転倒のリスク増え、反対にサーキット走行が面白くないものになってしまいます。
そこで、実際僕が練習の時にたくさん言われ、意識してきたことをご紹介します。
サーキット走行にある程度慣れてきた方がさらに上達するための方法としてぜひご参考にどうぞ!
サーキット走行で速くなるには速い人に付いていく
ある程度サーキット走行に慣れ、今の自分の限界のタイムが頭打ちになったら、次は自分より速い人を見つけて走行中に後ろについていくようにしましょう。
どういうことかというと、コースを走行中に自分よりも速い人に追い抜かれた時は、少し頑張って付いていくということ。
気をつけたいのがあくまで少しということであり、決して無茶をすることではありません!転倒だけはダメ!絶対!
改善点に気づかずにサーキット走行をしていても早くなれない
単独でコースを走っていると毎周走り方がマンネリ化してしまい、新しい発見が無いまま何周も走り続けることになります。
周回数を重ねるトレーニングであれば問題ありませんが、少しでも速くなりたいというのであれば、何回も同じことをしていては大変もったいない…
前のバイクに付いていくことで自然と自分の限界も底上げされる
自分よりも少し速い人の走行についていく時は、知らず知らずのうちに自然とペースも上がっており、今までよりも感覚が違うと思います。
この感覚を忘れないようにすることが大切となり、後に一人で走る時にこのペースを思い出して走行するようにします。
速い人の後ろを付いていくときの3つのポイント
自分より速い人についていく時に気をつけたいことは次の3つとなります。
- 自分より少し速い人に頑張って付いていく
- かなり速い人には走り方を見せてもらうつもりで
- 付いていく場合は全てを真似するつもりで
以下で詳しくご紹介しますね。
1.自分より少し速い人に頑張って付いていく
サーキット走行中に自分よりも少し速い人に追い抜かれた時は、頑張って付いていくようにし、どのように走っているかを研究するようにします。
また、ちょっと頑張ってついていくことができるレベルの相手だと、しっかりと後ろに着けば比較的楽についていくことができるでしょう。なにせ前のバイクと同じように走ればいいだけですからね。
冒頭でも書きましたが、あくまで少し頑張って付いていける時にし、決して無理に付いていき転倒してしまうことがないようにしましょう。
2.かなり速い人には走り方を見せてもらうつもりで
例えばサーキット走行は全日本ライダーなどにも遭遇することがあると思います。そのライダーに追い抜かれたとしたらそれはもうチャンスです。
あまりにも速い人にいきなり付いていくことはさすがに厳しいと思うため、大切なのは、そのライダーの走り方をしっかり見ることが大切です。
バイクの動きやライダーのフォーム、スロットルの開け具合(エンジン音で聞き取れることもあります)を少しでも目に焼き付け、走行後になぜそのような走り方ができたのかと、考えてイメージすることが大切です。
最近ではバイクに取り付けることができる車載カメラもあるため、動画を撮ってなんども見返すことも大切でしょう。
3.付いていく場合は全てを真似するつもりで
後ろをついていく時は走行ライン、ブレーキングポイント、バイクの倒し込みポイント、アクセルONのタイミングなど、全てを真似するようにしましょう。
イメージは前のバイクの真後ろをぴったりとつける感じですね。
なぜなら速い人は自分と違うところが必ずあるため、それに気づくためでもあります。
それに気づいて改善することができれば、いざ単独で走行することになっても実行することができるため、さらに自分のスキルアップにつなげることができます。
まとめ サーキット走行では自分よりも速い人と走ることが大事!
手っ取り早くサーキット走行を速く走れるようになるには、
- 速い人に抜かれたら少し頑張って付いていって走りを盗む!
- めっちゃ速い人に抜かれたら走り方をしっかりと見る!
- 真似する時は全部真似する!
が重要となります。
これは僕がいつもレースで心がけていたことであり、速くなるには欠かせない要素の一つとなるため、少しでもサーキット走行で速くなりたい方はぜひしてみてはいかがでしょう?
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