バイク用エアバッグはどんなもの?【バイク乗りなら読んでおきたい!】

バイク乗りなら安全第一を考えてライディングするのはもちろんですが、万一事故が起こった際にケガをしたり、それ以上のダメージを受けるかもしれないリスクに目を背けてはいけません。

そんなリスクに備えてくれるのがバイク用エアバッグです!

「バイク用エアバッグ」と聞いてどのようなものをご想像しますか?

パッと聞いただけではバイクからエアバッグが飛び出てくるようなものをイメージするかもしれません。

確かに二輪専用のエアバッグを装備しているバイクも存在しますが、現在のほとんどがエアバッグ付きベストのことを言います。でも、

  • そんなもので本当に身を守れるの?
  • 服の上に着るとごわごわして動きづらそう
  • 走っている最中にベストが暴発しそうで怖い

といった不安も思い浮かぶでしょう。

しかし、現代のエアバッグベストは様々なメーカーから販売されており、使っていてもほとんど違和感がありませんし、エアバッグが作動する条件もしっかりと決まっているので安心です!

実際筆者バイクレースの時は必ず着用していましたし、転倒時に何度も助けられたのも事実です!

そこで、実際にバイク用エアバッグを使用していた経験をもとに、

  • バイク用エアバッグの仕組み
  • エアバッグベストの特徴
  • エアバッグを着用して感じるメリット・デメリット
  • おすすめのエアバッグメーカー

といった内容をご紹介しますので、バイクの乗る人は万が一に備えてエアバッグを着用することを考えてみてください!

目次

バイク交通事故で年間600人以上が命を落としている

バイク乗りなら目を背けたくなるような内容ですが、まずバイクの事故でどれくらいの人が命を落としているのか見てみましょう。

警察庁によると、2017年(平成29年度)の二輪交通事故での死亡者数は全国で632人にものぼります。1日約1.73人が交通事故で亡くなっているという計算にもなりますね。

事実、東京都内だけを見ても44人がバイク乗車中の事故で亡くなっています。

また、事故の構成率を見てみると、

  • 歩行中・・・36.5%
  • 四輪車運転中・・・33.1%
  • 二輪車運転中・・・17.1%
  • 自転車運転中・・・13.0%
  • その他(リアカーなどの軽車両運転中)・・・0.4%

となります。

さらに全国の保有台数から死者数を割り出してみると、

  • 四輪車・・・5,000人に1人
  • 二輪車・・・1,000人に1.7人

となります。バイクに乗っている人のうち、1,000人に1〜2人は死亡事故に巻き込まれるという計算になります。これだけ見ても四輪車と比べ二輪車の死亡率はかなりの高水準であることがわかりますよね。

バイクは車と違って守られるものが無いため、事故を起こすと身体へのダメージが大きくなるのは避けられません。

そこで、バイク事故でダメージを受けると命を落としやすい部位をそれぞれご紹介します。

バイクの事故でダメージを受けると命を落としやすい部位

バイクの事故でダメージを受けた時にを落としやすい部位を順番にご紹介すると、

  1. 頭部(あたま)・・・61%
  2. 胸部(むね)・・・15.3%
  3. 頚部(首)・・・13.9%
  4. 腹部(おなか)・・・.4.2%
  5. 腰部(こし)・・・2.8%
  6. 腕・脚部(手足)・・・1.4%
  7. 顔面(かお)・・・1.4%

バイクの事故で命を落としやすい部位のほとんどが上半身の頭部・胸部・頚部となり、全体の90%以上を占めています。

頭部は固いヘルメットを着用していてもダメージを防ぎきれないこともありますので、胸や頚部、腹部もプロテクションを着用するのは、もはや必須とも考えられますよね。

特に腹部や胸部は大事な臓器がたくさんあるため、少しの衝撃でも致命傷となりかねません。

そのような部分を守り、少しでも致命傷を避けるためには、やはりエアバッグベストを着用するのが現時点でもっとも有効な方法と考えられますね。

バイク用エアバッグとは、転倒してバイクから離れると自動で膨らむベストのこと

エアバッグベスト

引用

バイク用エアバッグは、ジャケットやベストのように服の上に着ます。すると、転倒した時に身体がバイクから離れると自動で膨らんで身体を守ってくれます

どのようにエアバッグが開くのかというと、ベストの中には小さな炭酸ガスボンベが入っており、ワイヤーでエアバッグベストとバイクが繋がれています。

事故で身体がバイクから離れるとワイヤーが引っ張られ、エアバッグベスト内部にあるキーボールが抜け、一瞬でボンベのガスがエアバッグの中の袋を膨らませます。

その後、ガスは徐々に抜けていくため、圧迫感なども感じません。

また、開いたエアバッグは再び袋を畳んでボンベを交換すれば何度でも再利用ができます。

バイクから直接エアバッグが開くタイプもあるが事故の種類によっては効果がない

引用

かつてホンダから発売されていた「ゴールドウイング」は、事故の衝撃を受けるとハンドル周りからエアバッグが作動するシステムが装備されていました。

しかし、正面衝突の時など、前方しか守ることができないため、横からぶつかった場合や投げ飛ばされた時を考えると、バイクの場合は車体にエアバッグを装備してもケースによっては全く効果がないとも考えられます。

特にバイクは車と違ってシートベルトもありませんので、事故の時は大抵身体が投げ飛ばされてしまいます。

そう考えると、車体ではなく、身につけたものでエアバッグが開くようにするのは非常に合理的とも考えられますね。

バイク用エアバッグの仕組み

エアバッグの仕組み

引用

ここでバイク用エアバッグの構造をもう一度おさらいしておきましょう。

まず、エアバッグベストは上着のように着用して使い、バイク本体には専用のワイヤーキーでベストと繋ぎます。

バイクに乗っているときはワイヤーとベストが繋がれているため、バイクから降りるときは必ずワイヤーを外さなければいけません。

もし気付かずそのままバイクから離れても、ワイヤーが外れてエアバッグが作動するためには30kgほどの力がかからないといけないため、誤作動することほとんどありません。

事故が起きればワイヤーに繋がれたキーが外れてエアバッグ内のボンベを作動させ、一気にエアバッグが作動します。

また、一度使ったエアバッグは破れていなければ再利用することができます。(破れていてもメーカーに修理をお願いすることもできます)その場合は、ボンベを交換して作動したエアバッグの袋部分をたたんでいきます。

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実際にエアバッグが作動しても大きな衝撃はない

実際にエアバッグが開くと、どのような衝撃なのか気になると思います。

しかし、実際はとてもスムーズに膨らむため、爆発のような衝撃はないので安心してください!

ヒットエアー(無限電光)のものだと、エアバッグが開くまでの時間は約0.5秒ほどとなっており、さらに進化した「Sシステム」であればさらにその半分の約0.25秒ほどの時間で開きます。

そのため、接触して身体が離れた直後にはエアバッグが全開になるため、どのような状態からでもきっちり開きます。

バイク用エアバッグは警察や高速道路会社も着用しているほど安全性に優れている

白バイ用エアバッグ

引用

↓バイク用エアバッグベストは白バイ隊員にも採用されています。

デザインやカラーを自由に変えられるため、見た目は全く目出ちませんよね!

さらに海外での着用も広まりつつあり、

  • フランス
  • スペイン
  • スウェーデン
  • UAE(アラブ首長国連邦)
  • アイルランド
  • オーストラリア
  • トルコ
  • バーレーン
  • 韓国

といった海外の警察や消防隊、さらに地域の消防団でも着用が広まっており、その着用率はどんどん広がっています。

近い将来バイクの乗る人はバイク用エアバッグベストの着用は義務になっていくのではないでしょうか?

交通機動隊用エアバッグベストカタログ(無限電光「hit air」)

バイク用エアバッグベストはサーキット走行ではもはや必需品

サーキット走行

さまざまな団体でバイク用エアバッグベストが普及していますが、バイクレース業界にもエアバッグベストは普及しつつあります。

例えば鈴鹿サーキットの場合、

  • バイク用エアバッグを使用してレースにエントリーすると割り引き特典が受けられる
  • 22歳以下でレースにエントリーするときはエアバッグ着用が義務となっている(2020年から)

となっています。

レースでエアバッグベストを着用すると、エントリー料金から1,500円割引が受けられます。また、22歳以下がレースにエントリーする際はエアバッグベストの装着は義務になっています。

実際レースの現場ではどうしても転倒のリスクが高くなるため、特にエアバッグベストが活躍してしまうんですよね。

また、二輪レースの最高峰MOTO−GPでもエアバッグ機能が付いたレーシングスーツの着用が義務化されています。

参照:MotoGP:2018年から全ライダーにエアバッグ装着を義務付け

日本のレース界でもバイク用エアバッグの使用が義務化されるのはもはや秒読み段階ですね!

命を落としやすい部位を守るエアバッグ・プロテクターの普及率は実際7%ほどとかなり少ない

バイク事故

団体や競技でバイク用エアバッグが普及しつつある一方、一般的にエアバッグが普及しているのか気になるところです。

しかし、実際のところプロテクター・エアバッグの着用率を見てみると、平成29年度に行われた警視庁の調査によると7.8%と非常に少ない数字となっています。

さらに着用プロテクターの種類別にも見てみると、

  • ハードタイプ・・・34%
  • ウェア内蔵型・・・61.7%
  • エアバッグ ・・・4.3%

と、エアバッグの着用率はかなり少ない結果となっています。

また、プロテクターやエアバッグを着用しない理由として、

  • 着用が面倒・・・46%
  • 値段が高い・・・22%
  • かっこ悪い・・・1.7%
  • プロテクターを知らない・・・12.7%
  • その他・・・17.7%

という結果に。

ちなみにプロテクターとは、このようなもののことで、

バイク用 上半身用メンズ 脊椎 胸部プロテクター オートバイ防護服 上半身保護 肩 肘 手首 腰保護 耐衝撃構造 オートバイ バイク モトクロス レーシング 保護フルアーマードボディジャケット CE規格 (黒赤, 2XL)
FFCFPL

上着の中に装着するタイプが多くなっています。

確かにこれでは着用も大変で、街乗りやツーリング時にいちいち着用するのも面倒ですよね。

しかし、最近のエアバッグベストは昔と比べてカッコ良いものも出ており、着用もバイクに乗る前にサッとできますので、着用してみると意外と面倒に感じません。

そう考えると、やはり安全装備はエアバッグベストが最適なのではないでしょうか?

バイク用エアバッグは大きく3種類に分けられる

エアバッグのタイプ

バイク用エアバッグベストはさまざまなメーカーから発売されていますが、大きく分けると次の3つに分けられます。

  • ジャケットタイプ
  • ベストタイプ
  • レーシングスーツ内蔵型タイプ

ベストタイプとジャケットタイプは基本的な構造は変わらないものの、エアバッグで防げる範囲が変わってきます。

また、レーシングスーツに内蔵されているタイプは主に首回りを守ります。レーシングスーツ内蔵型の一番の特徴は、ベストを着てスポンサーが隠れてしまうことを防ぐことができる点です。

各エアバッグの特徴をもう少し詳しく見てみましょう!

ジャケットタイプ

ジャケットタイプ

上着のようにきるジャケットタイプは腕周りにもプロテクターが装備されており、上半身全体を守ることができます。

その分値段が高くなる傾向がありますが、安全面を考えるとシャケットタイプに勝るものはありません。

種類によってはメッシュ素材もあるため、夏場の着用でもさほど暑くないのもありがたいところですね。

プロテクション効果
使いやすさ
かっこよさ
値段(相場) 50,000円〜

ベストタイプ

ベストタイプ

手軽に羽織れるベスト型エアバッグは守れる範囲も様々です。

大きさの関係から背中や腰回りなどまで守れるものは少ないものの、中にプロテクターを内蔵しているタイプもあるため、決して安全性が劣っているわけではありません。

プロテクション効果
使いやすさ
かっこよさ
値段(相場) 40,000円〜

レーシングスーツ内蔵型タイプ

レーシングスーツ内蔵型タイプ

レーシングスーツの中に内蔵されており、主に首回りを守ってくれます。

スーツと一体型構造であるため値段の方が高くなりますが、MOTO-GPライダーも着用しているため、今後レース界ではさらに普及してくるのではないでしょうか?

海外メーカーではアルパインスターズが有名ですが、国内ではRSタイチといった大手メーカーからも販売されています。

プロテクション効果
使いやすさ
かっこよさ
値段(相場)150,000円〜

バイクの転倒は大きく2種類

バイク用エアバッグの必要性をご紹介しましたが、そもそもバイクの転倒にも種類があります。

  • スリップダウン
  • ハイサイド

もちろんこれだけではなく、接触や衝突などといった巻き込み事故もありますが、ここでは単独で多い事故についてご紹介します。

基本的に単独での転倒はタイヤが滑るのが原因となることがほとんどです。以下で詳しくご説明しますね。

1.そのまま滑走していく「スリップダウン」

スリップダウンとは、タイヤがグリップを失いそのままバタンと倒れるような転倒のことです。

特にフロントタイヤがスリップすると、一気になぎ倒されたような転け方となるため、かなり痛い上にケガのリスクも高いでしょう。

ただし、コーナリング中など遠心力がかかるところでスリップダウンすると、滑るように転倒するためバイクや身体へのダメージは小さくなります。もちろん勢い余って壁などに激突する可能性もありますが…

2.空中に投げ飛ばされる「ハイサイド」

ハイサイドとは、スリップしたタイヤが途中で急激にグリップを取り戻し、バイクが勢いよく起き上がって身体が上に投げ飛ばされることをいいます。

この転倒はかなり痛く、多くの場合が空中に逆さまに投げ飛ばされるため、頭や肩、腰といった身体のパーツの重い部分から落下します。

頭はヘルメットで守っているものの、フルフェイスのヘルメットの場合、顎の部分が鎖骨に当たり骨折する危険性もあります。

また、腰から勢いよく落下した場合は骨盤骨折なども考えられます。

もしハイサイドから身体を守れるエアバッグを探すのであれば、作動した時に腰まで広がるものを選びましょう。

腰まで広がるエアバッグ

実際に使用して感じたバイク用エアバッグの4つのメリット

では実際にエアバッグベストを利用して感じたバイク用エアバッグベストのメリットをご紹介します。

  1. 着用が簡単
  2. 何回でも再利用できる
  3. 安心してライディングできる
  4. 中に着ているものも守ってくれる

筆者は主にロードレースの時に使用していました。使用メーカーはヒットエアー(hit-air)で、最初の頃はベストタイプを着用していました。

その後は最近はレーシングタイプのRS-1という小型のものを着用していたので、その体験談をもとに詳しくご紹介します。

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1.着用が簡単

簡単な着用

引用

まず、ベストタイプは着用が簡単なのが大きなメリットだと思います。

バイクの乗るときだけサッとベストを借用してプラグを繋げばあとはもう走り出すだけです。

また、バイクから降りるときもワンタッチでプラグを抜き差しするだけのため、非常に簡単です。

2.何回でも再利用できる

再利用

ロードレースをしていると何度もエアバッグのお世話になります。

しかし、エアバッグの袋が破れない限りボンベを交換すれば何度も再利用できるので、非常に安心です。

また、アスファルトを滑るとさすがに摩擦で破れてしまうこともありますが、レーシングタイプのRS-1は生地自体も摩擦に強い素材を使用しているため、よっぽどのことがないと破れません。

反対に、街乗りでも使用するメッシュタイプは生地がすぐに破れるため、サーキットを走るのであればレーシングタイプを選ぶ方がいいでしょう。

万が一破れた時はメーカーに送れば1週間から10日ほど(メーカーによって異なります)で修理してくれるので安心です。

3.安心してライディングできる

ライディング

エアバッグベストを着用していることで、万が一転倒しても最大限の守る装備をしているため、その分ライディングに集中できます。

集中できるということは、その分ライディングテクニックの向上にも繋がりやすいため、エアバッグベストを使用している方が上達するのが早いとも考えられます。

サーキット走行をしていると、一度エアバッグにお世話になると今後エアバッグなしでは怖くて攻められないなんてことも起こります。でもそれくらいの方が良いかもしれませんね。

4.中に着ているものも守ってくれる

レーシングスーツ

外に着るタイプのバイク用エアバッグだと、転倒した時に中に着ているものも守ってくれるでしょう。

特にレーシングスーツの場合、エアバッグベストなしで転倒するとアスファルトで削られ、写真のようにボロボロになってしまいます。

数十万円もするレーシングスーツがボロボロになるのはかなり心が折れますが、エアバッグベストがあるおかげで代わりに守ってくれることがあるのもメリットだと考えられますね。

バイク用エアバッグが作動するとヘルメットが傷つきやすいデメリットがある

エアバッグの展開

引用

ここまで様々なメリットをご紹介しましたが、もちろんデメリットも存在します。

それは、エアバッグが作動すれば身体全体が風船のように膨らむため、勢い余って転がってしまう確率が非常に高いことです。

転がってしまうと力を吸収する分にはいいのですが、頭も地面に当たる可能性が高くなるため、ヘルメットが傷つきやすくなります。

もし、傷が大きいとレースでは使用することもできなくなりますし、何より大切なヘルメットを傷つけてしまうのは非常に悲しいですよね。

しかし、エアバッグのおかげで事故でケガをするのに比べれば代償は安いものだとは思いますが…

エアバッグが作動する衝撃は小さいため膨らむことでケガに繋がることはない

エアバッグと聞くと専用の火薬で一気にば揮発させるイメージもあると思いますが、バイク用エアバッグベストの作動には、圧縮された炭酸ガス(CO2)が使用されているため、作動の衝撃はありません。

どちらかといえば一気に空気が入るような感じですので、作動の衝撃で失神してり鼓膜が破れるなんてことはありませんので安心してください。

バイク用バッグのおすすめメーカー

バイク用エアバッグを販売しているメーカーはたくさんありますが、主なメーカーは以下の5メーカーがあげられます。

  • 無限電光「hit air(ヒットエアー)」
  • ダイネーゼ
  • RSタイチ
  • クシタニ
  • アルパインスター

どのメーカーから販売されているものでも信頼性は抜群ですので、使いやすさやお気に入りのメーカーで決めてもいいかもしれませんね!

無限電光「hit air(ヒットエアー)」

hit-air

バイク等エアバッグといえば無限電光から販売されているhit air(ヒットエアー)のエアバッグが最も有名です。

日本の交通機動隊だけでなく、世界各国の警察でも使用されており、hit air製品は世界約40ヶ国で販売されています。

また、レーシングスーツメーカーのエアバッグ機能に対しエアバッグシステムをOEM供給しているため、その信頼性や機能性はお墨付きとも考えられます!

さらにバイク用だけでなく乗馬用のエアバッグベストも販売されているため、これから様々なスポーツや現場で使用できるエアバッグベストが販売されていくでしょう!

↓レーシングタイプのエアバッグRS-1について詳しく知りたい方はことらの記事でもご紹介しています。

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ダイネーゼ

ダイネーゼ

レーシングギアで有名なダイネーゼからはワイヤレスタイプのエアバッグジャケットがラインナップされています。

センサーが転倒を検知すると0.03秒でエアバッグを膨張させるようにできており、鎖骨も守られよう首回り全体をカバーできるような構造も特徴的です。

RSタイチ

RSタイチ

国内のライディングギアを開発・販売しているRSタイチからもエアバッグベストが販売されています。RSタイチの製品も主に首回りを重点的に守るようにできています。

また、黒いエアバッグベストを使用していると夜間などでは相手から非常に見えづらいため、かえって危険なことも考えられますが、その対策としてELユニットと呼ばれる発光体を取り付けることもできます。

アルパインスターズ

アルパインスターズ

アルパインスターズから販売されているエアバッグジャケットは背中に装着されたエアバック・コントロール・ユニット(ACU)で転倒を検知し、最適なタイミングでエアバッグを膨張させるようにできています。

もともとこの技術はレーシングスーツで採用されており、MOTO-GPライダーや様々なサポートライダーが使用しているTECH-AIRレーシングスーツからストリート用が開発されましたので信頼性も抜群ですね。

おすすめは様々なエアバッグベストがラインナップされている「hit-air(ヒットエアー)」

様々なバイク用エアバッグをご紹介しましたが、価格も手頃で簡単に脱着可能なのは、やはりhit air(ヒットエアー)のエアバッグベストでしょう!

特にラインナップが多いため、レースをする人は「RS-1」身体全体を守りたい人はプロテクター付きのジャケットタイプなど、自分の要望によって好きなタイプを選ぶことができます!

まとめ:バイク用エアバッグベストはもはや必須

バイクの事故件数自体は減少しつありますが、1日の間に約1〜2人ほど交通事故で亡くなっていることを考えると、バイクに乗る以上安全対策は真剣に考えなければいけません。

しかし、最近は高性能なバイク用エアバッグベストが登場したため、より安全に対する備えが強化されたとも考えられます。

もちろんエアバッグを装備したからといって完全に防ぐことはできませんが、万が一事故が起こった時にケガや致命傷になるリスクが少なくなるのは事実です。

また、今後は様々なシーンでも活用されるであろうエアバッグベストをぜひ使ってみてはいかがでしょうか?

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