【洲埼灯台】気軽に行ける南房総の千葉ツーリングスポット

洲崎灯台 千葉 ツーリング

千葉県を代表する大型灯台である洲埼灯台は気軽に立ち寄ることができるので、南房総ツーリングに持って来いの観光スポットです。

房総半島最南端に位置する「野島埼灯台」の方がインパクトが大きいため、どうしても隠れがちになるのですが、快晴時は伊豆大島や富士山を眺めることができます。

本記事では、洲埼灯台のアクセス情報や周辺情報、実際の現地レポートをお届けします。ぜひ参考にしてみてください。

目次

洲埼灯台とは

洲埼灯台は高さ約15m(海面からは約45m)の円形平面灯台で、1919年(大正8年)に設置されました。

房総半島南西端に位置し、対岸の三浦半島にある剱埼灯台と共に東京湾の入り口を示す重要な役割を担っています。

洲埼灯台が設置される前は野島埼灯台を目標に航行した船が布良埼と見間違えて座礁する事故が起きてしました。洲埼岬の東にある平砂浦海岸は、当時「鬼が浦」と呼ばれるほどの難所だったのですが、やがて洲埼灯台が設置されると、このような事故は起きなくなりました。

また、位置的には南房総国定公園内にあり、国の登録有形文化財にも指定されています。

洲埼灯台へのアクセス方法

住所千葉県 館山市 洲崎1043
営業時間24時間入場可能
駐車場有料・約50台(車)※周辺3ヶ所に別れています
アクセス富津館山道富浦ICより約40分

洲埼灯台の駐車場情報

洲崎灯台 駐車場 第一
入り口隣の駐車場①
洲崎灯台 駐車場 第二
入り口隣の駐車場②
洲崎灯台 駐車場 第三
洲埼岬手前の駐車場

洲埼灯台の周辺には民間の駐車場があり、そこに停めることになります。

周辺の3ヶ所に分かれ、全部で車50台ほどは駐車できます。

洲埼灯台自体人が混み合うスポットではないので(初日の出が見える年始は混雑します)バイクの駐車スペースが見つからなくて困るということは起きません。

砂利上に駐車することになりますので、できればサイドスタンドプレートを着用しておくことをおすすめします。

駐車料金は次のようになっています。

駐車場 料金 看板
バイク・軽自動車・普通車1時間まで200円
2時間まで300円
1日500円
バス・大型車1時間まで1,000円

お金は現金のみで看板下の料金投入箱に入れます。

管理人がいるわけではないので、お釣りが用意できません。

コインパーキングのようにきちんとカメラや車止めで管理されているわけではありませんが、きちんとお金を払って利用するようにしましょう。

洲埼灯台の周辺情報

森田屋商店

森田屋商店 洲崎灯台 館山

洲埼灯台の入り口にある小さなカフェ。古くからある家庭的な雰囲気で、店員のおばあちゃんが迎えてくれます。

手作りのところてんが非常に人気で、芸能人も訪れているそうです。2012年にはテレビ東京の「ドラGO!」で紹介されています。

住所千葉県館山市洲崎1041-2
電話番号0470-29-0096

ホテル洲の崎 風の抄

洲埼灯台に一番近いホテルです。

料理も美味しく窓やテラスからの景色も絶景。半露天風呂もあるため、旅の疲れをしっかり癒すことができます。

チェックインが14時、チェックアウトが11時と少々長めに設定されているため、房総ツーリングの中継地点にもピッタリ。

お値段は少々高めですが、口コミの満足度を見る限り間違いなく南房総のトップクラスに入る宿泊施設と言えるでしょう。

住所千葉県館山市洲崎198-1
電話番号0470-29-0301
料金35,750円※2名 展望風呂付和洋室

実際に洲埼灯台に登ってみた

洲崎灯台 入り口 階段

入り口はこのようになっています。

洲崎灯台 道 分岐

階段を登った途中、すぐに分岐点に出ます。

左が洲埼灯で、右が帝釈天参拝道へと続く道になります。

すぐに頂上へ辿り着くことができますので、帝釈天参拝道の方にも寄り道してみます。

帝釈天参拝道 頂上 洲崎灯台

頂上には小さな祠があり、さらに道を進むと帝釈天が祀られている小屋があります。

帝釈天参拝道 見晴台 帝釈天参拝道 頂上 洲崎灯台

祠から振り返ると、太平洋の海原を一望できます。

洲崎灯台 千葉県 ツーリング

分岐点のところまで戻って反対側の階段を進むと、すぐに灯台の麓に到着します。

洲崎灯台 入り口 千葉

奥の見晴台からの景色はまさに絶景。

灯台に登ることはできませんが、この景色を拝みに行く価値は十分にあります。

洲崎灯台 景色 千葉
洲崎灯台 景色 千葉

南房総のツーリングに来たら立ち寄りたい絶景スポット

今回撮影したのは夏でしたが、冬になると空気が澄むため、より一層美しい景色が見れるみたいです。

快晴時は三浦半島・伊豆大島・富士山も見れますし、望遠レンズ付きのカメラを持っていけば船を撮影することもできます。

若干の駐車料金がかかりますし、灯台に登ってみたいと思っている人は「満足できないのでは」と思うかもしれませんが、この美しい景色を拝むためにわざわざ立ち寄る価値は十分にあると思います。

ツーリングで南房総地域に訪れる際は、ぜひプランに入れてみてはいかがでしょう。

野島埼灯台のレポートについてはこちらでも詳しくご紹介しています。

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