サーキット走行の際に必要なレーシングブーツですが、身体を守ってくれるものであるため、なるべく「信頼できるもの」を購入したいですよね!
でも、頑丈すぎてガチガチのブーツを購入して足を満足に動かすことができない…なんて心配もありますよね!
そこでおすすめするレーシングブーツはXPDの「XP-3S」です!
僕自身、ロードレースで地方選手権から全日本選手権と活動していたときにいつもXPDのブーツを使用していました。(この時はXP-5Sを使っていました。今は生産終了しています)
そして2019年に8時間耐久ロードレースを目指す現在、再びXPDのブーツを使用することになりました!今回はXP-3Sを使います!
そこで、サーキット走行はもちろん、街乗りでも十分活用することができるXPDのブーツについてご紹介します!
XPDのレーシングブーツの種類
XPDは、ストリート用のライディングブーツも販売しています。
スタイリッシュなレザータイプもあれば、本格的なプロテクションが付いているものもありますね。
気になるレーシングブーツは大きく2種類あります。
- VR-6
- XP-3S
どちらも基本構造は変わりませんが、プロテクションの多さからVR-6はエントリーモデルで、XP-3Sが上位モデルと考えられます。
詳しく見てみましょう。
VR-6
XP-3Sと比べるとプロテクション部分が少ないものの、かかとやスネの部分はしっかりとプロテクションが付いているため、重要な部分はしっかりガードしてくれます。
トゥスライダーは樹脂製となっているため、思ったより早く減っていきますので摩耗に気をつけましょう。
価格がリーズナブルで、定価¥27,500円となっています。レーシングブーツで3万円を切る値段はなんとも嬉しいところ。
ちなみにトゥスライダーのスペアは¥2,160円で販売されています。
XP-3S
XPDのレーシングブーツの代表として長年数々のライダーが愛用しているXP-3Sは、足の可動部はレザー部分を多用しており、転倒時に保護するべきところは全てプロテクションで覆われていますので、動きやすく安全なレーシングブーツとなります。
しかも価格は定価で¥33,000円とレーシングブーツの中ではお手ごろ価格となっております。
XRDレーシングブーツの3つの魅力
XPDレーシングブーツの魅力は次の3つが考えられます。
- 頑丈
- 柔らかい
- 値段がお手ごろ
どれもレーシングブーツに欠かせない大事な要素ですね!一つずつ見ていきましょう。
1.頑丈
まずは一番大事な項目が、頑丈であるかということでしょう。
レーシングブーツの一番の目的は転倒時に足を守ってくれるかどうかです。
僕がロードレース活動をしているときは何十回と転倒しておりますが、XPDのブーツを履いている時の足のケガは一つもありません!
もちろんバイクに足を挟まれたこともありますが、その時も無傷でした。
これは、丁度いい位置にプロテクションがついているからという理由もあるでしょう。
2.柔らかい
レーシングブーツが頑丈なのは絶対ですが、同時にサーキット走行では繊細な荷重コントロールや素早いレバー操作ができなければいけませんので、動くところでしっかり動けなければいけません。
しかもレーサーバイクを乗っている時は意外と足を曲げますので、可動域が大きいブーツの方が操作しやすいともいえます。
XPDのブーツは、可動域にレザーを使っているため、楽に足を曲げることができます。
ちなみに新品の時はレザー部が馴染んでおらず固いのですが、ミンクオイルを塗ってしばらく使用すれがすぐに馴染んでくるでしょう。
僕は新品でブーツを購入したらミンクオイルを塗ってから日常生活で1日中履いて馴染ませます!
3.値段がお手ごろ
他のメーカーのレーシングブーツと値段を見てみましょう。
- KUSHITANI K-4515R
¥51,840円
- Forma ICE PRO
¥36,339円
- TCX RT-RACE
¥51,800円
Formaはともかく…他は5万円以上しますね。
でも、XR-3Sだと定価でも¥33,000円となっているため、他のメーカーと比べるとかなり安いほうですね!
XP-3Sのトゥスライダーはスチール製で減りにくいのがメリット
VR-6のトゥスライダーは樹脂製ですが、XP-3Sはスチール製でいい感じに滑ってくれますので、普通に使用していればなかなか減りません。
ただ、ミニバイクの8の字走行など、ガンガンスライダーを擦る時はさすがに無くなってしまいますが…
ちょっとやりすぎました…さすがに交換します。
スライダーの交換方法は以下でご紹介しますね。
トゥスライダーの交換方法
交換用のトゥスライダーはAmazonでも購入することができますが、RSタイチの公式販売ページからまとめて購入することもできます。
※ちなみにRSタイチの公式ホームページでは¥5,000円以上購入で送料無料となります。
まずは先端の六角ボルトを緩めます。レンチのサイズは3mmですね。
ちなみにこの穴が潰れてしまうと取り外すのに手間がかかるため、早めの交換をおすすめします。
また、一度穴が変形したボルトはそのまま使うと、再度取り外すときに舐めてしまう可能性があるため、スライダー交換時は付属の新品ボルトも一緒に交換しましょう。
もしも固ければレンチなどを使って緩めましょう。
新品を同様に取り付け、ボルトをしっかり締めて完成です!
XP-3Sのサイズ
正規取扱店のRSタイチでは、以下のようなサイズを取り扱っています。カラーによって取り扱っているサイズに若干の違いがありますので確認しておきましょう!
カーボン | 40(25.0cm)~45(28.5cm) |
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ブラック | 38(23.5cm)~46(29.5cm) |
ブラック/ホワイト | 40(25.0cm)~45(28.5cm) |
ブラック/レッド | 38(23.5cm)~45(28.5cm) |
カラーバリエーション
XP-3Sのカラーバリエーションもご紹介します。
- カーボン
- ブラック
- ブラック/ホワイト
- ブラック/レッド
価格もお手ごろでしっかりしているXP-3Sがおすすめ!
レースを始めると、正直なところブーツすぐにボロボロになり、何足も必要になることがあるんですよね。
レース本番では「車検」という検査があり、そのときに装備品の検査もあります。
このとき装備品がボロボロだと車検に通らずレースに出られませんので、大体のライダーは「練習用」と「本番用」の2つのブーツを使い分けています。
でも、当然使う頻度が多いブーツの方が自分の足に馴染んで使いやすいので、レース本番では履き慣れた練習用のブーツを履きたいのが本音です。
でもXP-3Sだとある程度素材も柔らかく、馴染みも早いため、このような心配をする必要がありません。
しかも値段も比較的安いため、他のメーカーに比べても2足買ってもさほど負担になりませんww
サーキット走行をするのならぜひ使ってみてはいかがでしょう!
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