- N-ONEのオイル交換の手順
- N-ONEのオイル交換頻度やオイル交換のメリット
- N-ONEにおすすめのエンジンオイル
N-ONEといえばホンダの軽自動車の中でも丸いヘッドライトの可愛いルックスで、男女からの絶大な人気がありますので所有している人も多いと思います。
そんなN-ONEの定期的なメンテナンスの一つにエンジンオイルの交換があります。
でも、
「エンジンオイルの交換なんて自分でするのは大変だし、そもそも面倒…」
「やり方がわからないからお店に全て頼んでいる」
という人の方が多いのではないでしょうか?
実はN-ONEのエンジンオイル交換はかなり簡単で、車のメカに詳しくない人でもすぐにできるのが特徴です。
しかもエンジンオイル交換を自分でやればお店で交換するよりもはるかに安く済ませられます!
そこで、N-ONEのエンジンオイル交換を自分でできるように、写真付きで具体的な交換方法と、N-ONEにおすすめのエンジンオイルをご紹介していくため、この記事を参考にぜひ自分でやってみてください!
N-ONE(エヌワン)のエンジンオイル交換時期は3,000キロに1回
N-ONEのエンジンオイルの交換頻度は使用頻度によって異なります。
オーナーズマニュアルやホンダ公式サイトによる情報では、
- 標準的な使用の場合・・・10,000kmまたは12ヶ月ごと
- シビアコンディションの場合・・・5,000kmまたは6ヶ月ごと
となっています。
ただし軽自動車は普通車と比べてエンジンの使用回転数が高めの傾向があります。
特に高速道路を頻繁に走るとなれば、長時間高回転をキープするため、エンジンオイルの交換頻度はもう少し早めの方がいいかもしれません。
筆者は高速道路で遠出をすることが多いため、エンジンオイル交換頻度は3,000kmに1回としています。
N-ONE(エヌワン)のエンジンオイル交換をしないといけない理由
N-ONEのエンジンオイルを交換せずに放置していると、エンジンオイルが劣化して本来もっているエンジンの性能が落ちていきます。
具体的には以下のような症状が出てきます。
- 燃費が悪化する
- パワー不足になる
- 振動や音が大きくなる
まずエンジンオイルの潤滑作用がなくなってしまうため、部品の抵抗が大きくなりエンジン自体の動きが悪くなっていきます。
そうなると、車を動かすためにはより多くの力が必要になるため、燃費が悪化したりやパワー不足が起きてしまいます。
さらにエンジン内の不純物の除去もできなくなるため、エンジン内に汚れが蓄積されて振動や音が大きくなることも。
最悪の場合はエンジンの部品同士の摩擦が大きくなり、高温になって溶けてくっつく焼きつきを起こすかもしれません。
焼きつきを起こすとエンジンを動かすことができなくなるため、レッカー移動になってしまうでしょう。
N-ONE(エヌワン)のエンジンオイルの交換にかかる費用を考えると「自分でやった方がお得」になる
エンジンオイルの役割や交換頻度を調べてみると、やはり早めに交換した方がいいと考えられますよね。
とは言ったものの、頻繁に交換すると気になるのがエンジンオイルの交換費用ではないでしょうか?
結論から言うと、自分でエンジンオイル交換をした方が先々で安く済ませられることが多くなります。
ただし、交換作業には道具を揃えなければいけませんので、初期投資は少しかかります。
そのため1〜2回のエンジンオイル交換ならお店にお願いする方が安く済ませることができますが、長い目で見てオイル交換を全て自分でおこなうのであれば、自分でやった方が圧倒的にお得と考えられるでしょう。
では、
- お店にやってもらう場合
- 自分でする場合
それぞれ具体的に必要な費用を見ていきましょう。
お店にやってもらった時にかかる費用の目安
お店でエンジンオイル交換をする場合は、
- ディーラー
- カー用品店
- ガソリンスタンド
となるでしょう。
ディーラー
N-ONEを新車で購入した人なら、そのディーラーでメンテナンスをしてもらうことが多いため、エンジンオイル交換もお願いすると思います。
ディーラーのメカニックがやってくれるため安心感がありますが、その分割高だったり事前に予約が必要だったりするため、予算をかけたくない人にとってはあまりおすすめできません。
カー用品店
オートバックスやイエローハットなどのカー用品店はスピーディな作業や、業販でオイルを仕入れているため、お店で交換してもらう中では費用が安めの傾向があります。
ただし、休日などの人が混雑する日はかなりの時間待たなければいけないデメリットがあります。
また、使用するオイルの銘柄は自分で選べないため、使いたいエンジンオイルが決まっている人にとってはあまり向いていないでしょう。
ガソリンスタンド
カー用品店同様、交換作業も早く価格も安いというメリットがあります。
ただし、銘柄がわからず安いグレードのエンジンオイルが使われていることが多いため、エンジンに負担をかけたくない人は利用しないほうが良いかもしれません。
自分で交換した時にかかる費用の目安
お店で交換した時の費用がわかったところで、実際に自分でオイル交換をしてみるとどれくらいかかるのか見ていきましょう。
まずは必要な道具を揃えるには、
- カースロープ・・・2,760円
- レンチ(14mm)・・・1,065円
- オイルドレンボルトツール・・・1,380円
- オイル受け皿・・・421円
- オイルジョッキ・・・1,455円
- オイルジョウゴ・・・116円(1枚)
- ドレンワッシャー(14mm用)・・・58円(1枚)
- パーツクリーナー・・・1,380円
- ウエス・・・633円
- メンテナンスグローブ・・・330円
合計で9,598円必要になります。
オイルドレンツールやオイルジョウゴがなくても交換自体はできるため、実際はもっと安く済ますことも可能ですが、手間を考えるとぜひとも揃えておいた方がいいでしょう。
エンジンオイル単体の価格帯はメーカーやグレードによって違うものの、4Lで2,500〜3,500円ほどが相場となっています。
ちなみにホンダが指定するメーカー純正オイルだと、
- ULTRA LEO SN 0W-20・・・4L 3,555円(Amazon)
- ULTRA LTD SN 5W-30・・・4L 3,196円(Amazon)
となり、比較的値段が高めの傾向があります。
N-ONEのエンジンオイルの使用量は2.4〜2.6Lですので、実質1回あたりの交換費用は約2,100円くらいとなりますね。
交換だけで考えると、お店でオイル交換する半分くらいの金額で済ませることができますし、道具を揃える時にかかる費用も3回か4回自分で交換すれば相殺できるでしょう。
N-ONE(エヌワン)のエンジンオイル交換を自分でおこなうときに必要な道具
前項でもご紹介しましたが、N-ONEのエンジンオイル交換に必要な道具は以下の10種類となります。
もともとメンテナンスしやすいように作られているN-ONEですが、道具を揃えるだけでさらに効率よく作業が進められますのできっちりとそろえておきましょう!
カースロープ
車のフロント部分を持ち上げてオイル受けを置きやすくしたり、レンチでボルトを緩めやすくしたりと作業効率をよくするための道具です。
N-ONEはドレンプラグが手前にあるため下に潜り込まなくてもドレンボルトに手が届くため、そこまで高さがなくても問題ありません。
レンチ
N-ONEのドレンプラグの頭のサイズは17mmとなっています。
また、ドレンプラグは何回も閉めたり緩めたりして頭をなめやすくなってしまうためKTCやスナップオンなど、きちんと精度が出ているメーカー品を購入した方がいいでしょう。
オイルドレンボルトツール
ドレンプラグを取り外す時に廃油受けの中にドレンプラグを落としてしまうことって結構ありがちなんですよね。
そんな時はオイルドレンツールをドレンボルトの頭に付けて回せば、ボルトを落とさないのはもちろん、手を汚さずに取り外すこともできます。
先端がマグネットになっているため、ドレンボルト以外の部分でも役立つのが嬉しいですね!
オイル受け皿
廃油をキャッチさせるための受け皿となります。
N-ONEのエンジンオイル量を考えると最低3Lくらいの容量の受け皿が必要となります。
また、廃油処理ができない時は廃油処理BOXを使用すればそのまま可燃ゴミとして廃却することができますのでおすすめです!
オイルジョッキ
新品のオイルを入れるためのジョッキとなります。先端のノズルが長くオイルが入れやすいものを選びましょう。
ジョッキには目盛りがついているため、計量しながら入れることができます。
ただし目盛りは、あくまで目安ですので、オイル量を確認するときはオイルレベルゲージで確認しましょう。
オイルジョウゴ
エンジンオイルを投入口から入れる際に投入口に命中させるためのものです。
N-ONEのエンジンは比較的高めの位置にあるためオイルジョッキのノズルが届きますので無くても問題ありません。
ただしジョウゴで投入口を広げておいた方がこぼれを防ぐことができるので安心です。
ドレンワッシャー
ドレンプラグについているドレンワッシャーは消耗品ですので、そのまま使っているとドレンプラグからオイルが漏れ出してきます。
漏れを防ぐためには毎回新品に交換する必要があります。M14のボルト用ドレンワッシャーを選びましょう。
パーツクリーナー
溢れたオイルやドレンプラグに付いたオイルを洗浄するためのものです。
大抵の油汚れはこれさえあれば綺麗になりますので、車のメンテナンスをするのであれば1本常備しておきたいところですね!
ホームセンターにある1本200円くらいのものでも構いませんが、安いものだと速乾性があり大量に噴射しなければなかなか洗浄できないため、すぐに使い切ってしまいます。
そのためワコーズなどの中乾性のものを使用する方が総合的に考えるとお得なんですよね!
ウエス
パーツクリーナーとセットで溢れたり飛び散ったオイルをふき取るために使います。
紙製のウエスは地面を拭いた時にすぐボロボロになってしまうため、布製のウエスを使用する方がいいでしょう。
メンテナンスグローブ
オイル交換はオイルが手に付着したりエンジン下部の汚れている部分に手を入れることもあります。
また工具を使ってのメンテナンスは慣れていないとケガをするリスクもあるため、メンテナンスグローブを着用しておいた方がいいでしょう。
N-ONE(エヌワン)のエンジンオイル交換を自分でおこなう手順
N-ONEのエンジンオイル交換の手順を見ていきましょう。
基本的には古いオイルを抜いて新しいオイルを入れるだけですので、作業自体は非常に簡単です。
順に説明すると、
- 前輪をカースロープに乗せる
- ボンネットを開ける
- ドレンボルトを外してエンジンオイルを抜く
- ドレンワッシャーを新品に交換してドレンボルトをしめる
- エンジンオイルを入れる
となります。それでは順に見ていきましょう!
①前輪をカースロープに乗せる
まず車体の下にオイル受けを入れるためのスペース作りのために、カースロープに乗せましょう。
カースロープは前輪の進行方向にまっすぐ設置し、車体を前進させていきます。
登り傾斜になるためアクセルの踏み込み過ぎに注意しましょう。
カースロープの頂点が窪んでいるところまでしっかり前輪を乗せられれば成功です。
カースロープにタイヤを乗せたら、車の後退防止のためにパーキングブレーキを忘れずにかけておきましょう。
②ボンネットを開ける
運転席下にボンネットのロック解除レバーを引き、ボンネットを半開きの状態にします。
先端にロックがかかっているため、指を入れてロックをあげながらボンネットを持ち上げます。
持ち上がったらステーを立ましょう。
ステーは必ずしっかり固定しましょう。
万が一ステーが外れてボンネットに手や頭が挟まれると骨折などの危険があります。
③ドレンボルトを外してエンジンオイルを抜く
エンジン真下にあるオイルパンに付いているドレンプラグを緩めていきます。
N-ONEのドレンプラグは17mmのレンチで緩めていきます。
ボルトを緩める時は反時計回りに回していきます。
ある程度緩んだらオイルドレンボルトツールに付け替えてボルトを回していきましょう。
ボルトが外れるとエンジンオイルが勢いよく飛び出てきますので、オイル受けの設置場所に注意しましょう。
オイルがこぼれたら、その都度ふき取るようにしましょう。
④ドレンワッシャーを新品に交換してドレンボルトをしめる
ドレンワッシャーは潰れることでボルトとの密着性を確保しているため、一度緩めるとワッシャーが潰れたままになるため、密着性を確保することができません。
そのため古いドレンワッシャーは再利用せずに新品に交換します。
新品のワッシャーと取り外したワッシャーを見比べると、古いほうが潰れて跡が残っていることがわかると思います。
ワッシャーは平面と丸みを帯びた面とありますので、丸みを帯びた面をボルトの頭の方に向けて締め込んでいきましょう。
締め付けトルクが決められてはいるものの(35N・m)、手でぎゅっと締めてワッシャーがしっかり噛み込んだなと感じるくらいでも構いません。
⑤エンジンオイルを入れる
規定のエンジンオイルを入れていきます。
N-ONEのエンジンオイル量は、
- ターボではない・・・2.4L
- ターボ車・・・2.6L
となっているため、まずオイルジョッキの2.5Lくらいのところまでオイルを入れていきます。
ジョッキからエンジンに注ぐ時は2Lくらいのところで一旦止め、オイルレベルゲージで実際の量を確認しながら継ぎ足していきましょう。
オイルレベルゲージの使用方法
- 一旦抜いて先端を拭き取ります
- 再度オイルレベルゲージを入れてからもう一度抜きます
上下の丸ライン内が適量となります。
下限と上限の間よりも若干多いぐらいで止めるのがベストですね!
オイル量が少なすぎると焼きつきを起こしてしまうのはもちろん、量が多すぎてもエンジン内部にオイルが侵入して故障の原因となります。
⑥オイル量を確認する
再度オイルレベルゲージでオイル量を確認しましょう。
確認が終われば、オイルキャップやドレンプラグの締め忘れを確認してからボンネットを下ろして完了です。
廃油の処理に困ったら市販の廃油ボックスを利用すれば可燃物で処分できます。
N-ONE(エヌワン)のエンジンオイルを自分でやる時に注意すること
オイル交換の手順や、必要なものさえわかれば交換手順は非常に簡単ということがわかると思います。
ただし、オイル交換は車のエンジン周りを触ったりボルトを緩めるため、多少なりとも危険が伴いますので、交換の時に頭に入れておきたい注意点がいくつかあります。
- カースロープに乗せるときはしっかりパーキングブレーキもかける
- オイルが高温になっているためエンジンを回した直後にオイル交換をしない
- エンジンオイルが地面に落ちたらウエスとパーツクリーナー掃除する
順に詳しくご紹介します。
①カースロープに乗せるときはしっかりパーキングブレーキもかける
N-ONEのエンジンオイルを抜くときは車の下側に潜り込まなくても良いものの、それでも若干車体を持ち上げるためカースロープが欠かせません。
ただし、カースロープを使用しているときは必ずパーキングブレーキをかけておくようにしましょう。
N-ONEのドレンプラグの位置は手前にあるため車の下に身体を潜り込ませることはありませんので、挟まれてしまうまでの心配はありませんが、それでもいきなり車が後退してしまう可能性はゼロではありません。
これ、結構わかっているものの実は忘れていたなんてことが多いため、勝手に動き出して大惨事にならないように必ずチェックしましょう!
②オイルが高温になっているためエンジンを回した直後にオイル交換をしない
エンジンを長時間かけっぱなしだとエンジンオイルの油温も上昇してしまうため、オイルを抜く時に手にかかったら火傷をしてしまう危険性があります。
走行中の油温は一般的に冷却水よりも10℃程度高めの状態とされています。
冷却水の温度は80℃前後が適温とされているため、エンジンオイルの油温は90℃くらいあるため、皮膚にかかるとすぐに火傷してしまいます。
さらにエンジンオイルは粘度もあり一度付着するとなかなか取れないためかなり重症を負ってしまうことも。
そのためエンジンオイル交換をするときはエンジンを切った状態でしばらく放置し、油温が完全に下がった状態で作業をおこないましょう。
③エンジンオイルが地面に落ちたらすぐにウエスとパーツクリーナーで掃除する
エンジンオイルが地面に落ちたままだと服や靴を汚してしまいます。もちろん地面に落として踏むと滑って転倒する危険性もあります。
また、いくら粘度があるエンジンオイルといってもアスファルトやコンクリートなどの地面に落ちると中に染み込んでいき、黒いシミとして残ってしまいます。
自宅のガレージや駐車場でシミが残ると見栄えが悪いですよね。
そのため、少しでも地面にオイルをこぼしてしまったらすぐにパーツクリーナーをかけて布ウエスでゴシゴシと拭き取りましょう!
N-ONE(エヌワン)のエンジンオイルフィルター交換タイミングの目安は10,000kmに1回
エンジンオイルの交換と同じくらい大事なのが、オイルフィルターの交換となります。
オイルフィルターはエンジンオイル内にある鉄粉や不純物を取り除く働きがあるため、そのまま放っておくとエンジンオイルがどんどん汚れていき、エンジンの磨耗が進んだり焼きつきを起こす原因となります。
オイルフィルターの交換頻度は10,000kmに1回とされていますので、エンジンオイルの交換頻度によってセットで交換してしまいましょう!
- 10,000kmに1回・・・毎回セットで交換
- 5000kmに1回・・・2回に1回交換
- 3000kmに1回・・・3回に1回
オイルフィルターの値段は500〜1,500円くらい
オイルフィルターの値段を見てみると、
- ホンダ純正オイルフィルター・・・1,560円(Amazon)
- FILTEC ( フィルテック ) オイルフィルター・・・540円(Amazon)
- PIAA オイルフィルター・・・1,101円(Amazon)
となっています。
オイルフィルターは交換頻度が多いわけではないため、なるべく良いものを付けておきたいところです。
オイルフィルター交換にはフィルターレンチも必要
オイルフィルター交換にはフィルターレンチと呼ばれる、専用工具も必要となります。
フィルターレンチの種類は主に3種類あります。
カップ型 | プライヤー型 | バンド型 |
オイルフィルターの位置によってはプライヤー型が使えない場合もありますが、N-ONEの場合はオイルパンから前方に斜めに突き出ているため、どのフィルターレンチでも取り外せるようになっています。
N-ONE(エヌワン)のオイルフィルターの交換方法
N-ONEのフィルターレンチの交換方法をご紹介していきます。
- エンジンオイルを全て抜く
- オイル受けを下に置き、オイルフィルターを緩めて外す
- 新品オイルフィルターのパッキンにオイルを塗る
- オイルフィルターを締め付ける
- エンジンオイルを入れる
オイルフィルター内はオイルが残っているため、取り外す際にオイルが漏れてきます。
そのためエンジンオイルを全て抜いた後に再度空のオイル受けを下に置いておきましょう。
オイルフィルターを取り外したら新品のオイルフィルターのゴムパッキンに指でオイルを塗布しましょう。
そのままだと締め込んでパッキンがエンジンケースに当たった際に、うまく潰れず擦り切れてしまう可能性があるからです。
また、オイルを塗布することで密着性がよくなるため、オイル漏れを防ぐこともできます。
オイルフィルターを締め込んでいく時は締めすぎないようにしましょう。
規定トルクは10〜14N・mですが、トルクレンチがない場合は、最初に手で締め込んでいき、パッキンがエンジンに当たったところから3/4回転締め込むとちょうど良いトルクで締められます。
最後にエンジンオイルを入れて完了です。
N-ONE(エヌワン)のエンジンオイル交換時に使いたいおすすめエンジンオイル3選
N-ONEで使用するエンジンオイルは純正を使用すれば間違いはありませんが、せっかくならエンジンの保護性が高いものや熱や劣化に強いものも使用したいと思います。
そんな時におすすめなのが、
となります。それぞれの特徴を見てみましょう!
JDA スーパーマルチグレードエンジンオイル 0W-20 4L
価格もリーズナブルな低燃費オイルとなります。
基本的に粘度が低くシャバシャバであるため、エンジンオイル交換を引っ張りたい人にはあまりおすすめできませんが、オイル交換を頻繁に行い、費用を抑えたいけど品質も下げたくない人にとっては向いているオイルとも言えるでしょう。
Shell HELIX Ultra 5W40 4L
あのイタリアの跳ね馬のFerrariと共同開発したオイルで、北米やヨーロッパのガソリンエンジンオイルの最高規格に合格しているほどの高品質オイルです。
優れた洗浄性や高温酸化安定性、せん断安定性を示し、どのような過酷な状況でも耐えるだけのスペックを持っていますので、まず間違いないエンジンオイルでしょう。
カストロール EDGE SN 5W-40 4L
優れた高温酸化安定性により、エンジンの高負荷や高温を受け続けても劣化しづらい特徴があり、欧州のスポーツカーでも利用されているほど信頼性があります。
基本的にはハイパワー車向けに開発されましたが、ターボを搭載しているN-ONEであればこのくらいのグレードのオイルを使いたいところですね!
まとめ:自分で交換して交換費用を浮かせよう!
N-ONEのエンジンオイル交換の方法や、おすすめのオイルについてご紹介しました。
自分で交換するには慣れない作業で手こずったり汚れてしまうこともあると思いますが、特にN-ONEは整備しやすいようにも作られているため、一度慣れてしまうとあっというまに交換できます。
また、最初に道具を揃えてしまえばあとはオイル代だけで済むので、費用を節約したいと考えるのであれば、自分でやってみる価値は十分にあります。
ぜひ自分でエンジンオイル交換をして少しでも費用を抑えてみてはいかがでしょうか?