フラットトラック場を探すと日本ではあまり見かけないため、走りたいと思っても走られない人も多いのではないでしょうか?
日本で数少ないフラットトラック場の一つとして、三重県いなべ市にいなべモータースポーツランドがあります!
そこで、東海地方や、その近辺の方におすすめしたい、いなべモータースポーツランドのフラットトラック場についてご紹介します。
いなべモータースポーツランドは三重県いなべ市にあるオフロード総合施設
いなべモータースポーツランドは、三重県いなべ市にあり、
- モトクロス
- エンデューロ
- フラットトラック
それぞれの走行エリアを持っているオフロード総合施設となっています。
モトクロスコースやエンデューロコースは、中部モトクロス選手権や中日本エンデューロエリア選手権などが開催されているほど大きなコースとなっています。
フラットトラック場の面積も比較的大きく、どちらかというとハイスピードコースとも言えます。
いなべモータースポーツランドの場所
いなべモータースポーツランドの所在地をご紹介しますね。
住所:三重県いなべ市員弁町市之原東谷160
☎︎:0594-48-3114
ストリートビューはこちら↓
いなべモータースポーツランドの営業時間
いなべモータースポーツランドの営業時間をご紹介します。
季節によって走行終了時間が違うので注意しましょう!
- 4月〜10月・・・午前9時〜午後4時30分
- 11月〜3月・・・午前9時〜午後4時
※受付は走行開始30分前からとなっていますので、8時30分から可能です。
基本的に平日の火曜日は定休日となっていますが、祝日やイベントがある日は営業していることもあるため、事前に確認する方がいいですね!
いなべモータースポーツランドの走行料金
走行料金については以下のようになっています。
1日走行料 | ¥3,500- | 51cc以上/すべてのコース走行可 |
1日走行料 | ¥2,500- | 50cc以下/初心者コース・駐車場のみ走行可 |
年間メンバー | ¥65,000- | 入会日より一年間 |
半年メンバー | ¥40,000- | 入会月より6ヶ月間 |
回数券 | ¥35,000- ※11回 | 有効期限1年間 |
もし、初めていなべモータースポーツランドを走るのであれば、
- スポーツ安全保険(高校生以上の場合)・・・¥3,000円
- 走行料金・・・¥3,500円
合計¥6,500円必要ということですね!
この走行料金¥3,500円が高いかどうかですが、丸1日好きなだけ走り回れてこの料金だと安い方ではないでしょうか?
また、モトクロスの場合、走行する人が多ければクラス分けがありますので、走行時間自体は短くなることも。
しかしフラットトラックでクラス分けされるほど台数が増えることは聞いたことがありませんので、満足するほど走り込めること間違いなしです!
走行するにはスポーツ安全保険に加入する必要がある
いなべモータースポーツランドで走行するには、OP-NETスポーツ安全保険に加入しなければいけません。(詳しい補償内容についてはこちらでご紹介しています)
当日加入できないため、走行3日前までに加入手続きしないといけませんので、注意が必要です。(事務手続きに多少時間がかかるため3日ほど必要のようです)
ちなみに、以下でご紹介する施設はOP-NET加盟コースとなっていますので、
- MXFIELD TOYOTA(愛知県豊田市)
- スラムパーク瀬戸(愛知県瀬戸市)
- ウッズモータースポーツランド下市(奈良県吉野郡)
- コスモスポーツランド(富山県富山市)
- ライダーパーク生駒(大阪府大東市)
- オフロードランド美杉(三重県津市)
- いなべモータースポーツランド(三重県いなべ市)
このどこかで加入していれば走行は可能です!受付時に加入書を提出してください!
OP-NETスポーツ安全保険の保険料
保険料は、
- 65歳以上・・・¥3,000円
- 高校生以上・・・¥3,000円
- 中学生以下・・・¥2,000円
となっています。
また、補償が適応される期間は、加入日(入金日)の翌日〜となっていますが、3月31日午後12時で一旦補償期間が切れてしまいます。
ということは、3月30日に加入したら翌日の午後12時には保険が切れてしまうということですので、加入時期は頭に入れておいた方がいいかもしれません!
OP-NETスポーツ安全保険の申し込み方法
申し込みはコースの事務局でもできますが、WEBで申請した方が手続きを早く済ませることができるため、こちらの→いなべモータースポーツランドから申し込みすることをおすすめします。
いなべモータースポーツランドの天気を調べる
いなべモータースポーツランドのフラットトラック場は雨が降っていては路面が濡れてしまうため走行することはできません。
また、前日に雨が降ってコースコンディションが悪くても走行できませんので、前日に電話などして直接確認することをおすすめします。
☎︎:0594-48-3114
いなべモータースポーツランドのフラットトラック場は3種類の走行場がある
いなべモータースポーツランドのフラットトラック場は大きく次の3つに分けることができます。
- 本コース
- ショートトラック
- ショートトラック(本コース中央)
初心者やウォーミングアップにはショートトラックを回ってバイクの動きや身体の動かし方確認してから、本コースの方に行くことをおすすめします。
初心者でいきなり本コースを走行すると若干危険かと思われるので、1日走られる方は午前中ショートコース、午後から本コースといったように集中して走るといいかもしれませんね!
本コース
メインコースである本コースは比較的大きくスピードが乗るコースとなります。
一見フラットに見えるものの、よく見るとカントがついていたり、路面が盛り上がっている部分もあり、スピードが乗っていればいるほど路面の動きを読んだ走行が肝となります。
ただし、フラットトラックはスピードに乗って遠心力がかかれば、よりタイヤがグリップして安定感が増しますので、走りやすいとも言えます。
ショートトラック
本コースの奥にあるショートトラックは1速もしくは2速で回れるコースで、バイクの基本的な動きを確認するのにうってつけのコースでしょう!
筆者は午前中はひたすらここをぐるぐる回っています。
また、ショートコースの敷地からはみ出さなければ、基本的にはどのように走行しても問題ありませんので、反対周りを練習することもできるでしょう。
遠心力がかからないため、バイクの挙動が乱れやすく、意外と本コースより疲れるため、トレーニングにもうってつけですね!
ショートトラック2
本コースの真ん中にも、タイヤが置いてあるショートトラックがあります。
こちらも基本的にはどのように走っても問題ありません。
上記でご紹介したショートトラックよりも縦に長いため、タイヤをパイロン代わりにして8の字走行もできます!
隣の初心者コースも走行できる
フラットトラックの走行料金で、隣の初心者コースも走行することができるため、オフロードコースも走ってみたい人は気分転換に走行してみてははいかがでしょうか?
いなべモータースポーツランドの特徴
前章でもご紹介したように、いなべモータースポーツランドのフラットトラック場は比較的大きいため、
- 大排気量のバイクでも思いっきり走れる
- 小排気量のバイクはスピードに乗せた走りを身に付けられる
- 自分たちでコースコンディションを調整できる
という特徴があります。どういうことか?詳しくご紹介しますね!
1.大排気量のバイクでも思いっきり走れる
大きなフラットトラック場ですので、FTR223はもちろん、CRF250などの大排気量のバイクでも満足に走れます。
ただし、排気量によって走行が分けられているわけではないため、小排気量や初心者を追い抜くときは速度差に十分注意しましょう!
2.小排気量のバイクはスピードに乗せた走りを身に付けられる
CRF100やXR100などの小排気量のバイクにとって非常に大きなトラックになるため、よりスピードを殺さずエンジンの馬力を効率よく伝える練習にうってつけです!
また、小排気量バイクはタイヤの接地面も小さいため、スライドコントロールも非常に難しくなりますので、コントロールの練習もしっかりできます!
個人的にはテクニックを身に付けるには、小排気量バイクで走ることがおすすめです!
3.自分たちでコースコンディションを調整できる
フラットトラック場は走行するにつれて地面が掘れて土がサラサラになっていきます。
そのため、定期的に水を撒いたり、掘れた地面を整地してコンディションを保つ必要があります。
いなべモータースポーツランドには専用の散水車も常備されているため、走行中に水を巻きたいと思えば、事務局の人に断って散水車で水をまくこともできます!
走行中はトランポが砂まみれになるので扉は閉めておいた方がいい
フラットトラック場の駐車場は本コースのすぐ隣にあるため、走行で巻き上がった砂煙がトランポにかかってしまいます。
天気が良くて砂がサラサラの時は前が見えないほど砂煙が舞う時もあります。
そのような状態でもしトランポゲートが開きっぱなしだと車内も粉まみれになったようにな、大変悲惨な状態に…
そのため、走行するときは必ず車の窓や扉は閉めておくようにしましょう!
いなべモータスポーツランドで開催されるスクールも人気
いなべモータースポーツランドでは、定期的にフラットトラックのスクールが開催されています。
主催者は日本人唯一のAMAアマチュアナショナルチャンピオン獲得ライダーの平尾雄彦さんのため、初心者から上級者までどのような人も上達することができるでしょう!
スクールの詳細は、平尾雄彦のフラットトラックライディングスクールをご参照ください!
注意点:フラットトラックするなら鉄下駄(スチールシュー)が必須!
フラットトラックの走行はモトクロスの装備と基本的には変わりませんが、一つだけ用意しておいた方がいいものがあります!
それは、ブーツの底が擦れないようにする鉄下駄(スチールシュー)です!
フラットトラックは基本的に左回りでコーナーを曲がるときは内足が地面につくので、ブーツの裏側が擦れて無くなっていきます。
また、そのままの状態だとブーツの底が地面に引っかかってしまい大変危険な状態に。
鉄下駄(スチールシュー)があると、正しいフォームもできるため、その分ライディングに集中し、上達するのも早くなるでしょう。
ただし、ネットなどの通販でも見かけないし、オフロード専門店でも取り扱っているお店も稀ですので、なかなか手に入らないと思います。
しかし、こちらのyou71racingというお店で取り扱っているため、ここからお問い合わせすれば購入することができるでしょう!
鉄下駄(スチールシュー)の値段の相場は15,000〜40,000円ほど
↑you71racingで購入したものは値段が¥16,000円ほどでした!
まとめ
フラットトラックは、ライディングテクニック向上にもうってつけのため、ぜひともトライして欲しいところですが、フラットトラック場が近くにないのが難点ですよね。
でも、三重県には本格的にフラットトラックにチャレンジできるいなべモータースポーツランドがあります!
また、フラットトラックスクールも頻繁に行われているため、初心者で走り方がわからない人でも気軽に参加することができますので、少しでもフラットトラックの走行に興味がある人は一度訪れてみてはいかがでしょうか!?
三重県近くのオフロードコースで土山モータースポーツエリアもおすすめです!↓※モトクロス専用コースです!