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【バイク初心者必見】エンストを起こさない走り方や対処法を解説!

始めてバイクに乗る時に真っ先にぶつかるのが、クラッチ操作を伴う発進ではないでしょうか?

オートマ車と違い、クラッチをスムーズに繋げられなければ簡単にエンストしてしまいます。

クラッチを少しづつ繋げることを半クラとも呼びますが、感覚的なもので慣れるまでは非常に苦労するはず。

免許を取得する時の難関にもなったのではないでしょうか?

エンストさせてしまうと、バランスを崩して立ちゴケをしてしまったり、場合によっては後ろから追突されるなんて危険も潜んでいますので、できることならエンストとは無縁でありたいところ。

そこで本記事では、

  • エンストが起こる原因や仕組み
  • エンストが起きやすいシチュエーション
  • エンストさせない運転方法
  • もしエンストさせてしまった時の対処法

をご紹介していきます。

バイクの免許を取ったばかりの人や、バイクの運転に慣れていない人は、ぜひ参考にしてみてください。

バイクのエンストのほとんどは運転操作が原因で起こる

バイクのエンスト

そもそもバイクのエンストはどうして起こるのでしょうか?

バイクがエンストする原因として考えられるのは、

  • ライダーの運転操作によるもの
  • バイクのメカトラブルによるもの

だと考えられます。

簡単にいうと、「人間(ライダー)」「バイク」どちらかが原因であるということですね。

そして最も多いのはライダーが原因であるということ。バイクが発進するための動作を改めて見てみると、

  1. ギアを入れる
  2. アクセルを開ける
  3. クラッチを徐々に繋いでいく
  4. アクセルを開け足していく
  5. クラッチを完全に繋ぐ

となります。

バイクのエンストが起こる仕組み

クラッチの仕組み

引用

ここでバイクがエンストする仕組みについてご紹介していきます。

普段バイクが停止している時はエンジンはアイドリング状態で回転してるものの、なぜバイクは止まっている状態にできるのでしょうか?

それはクラッチという部品が関係しているからです。

クラッチはエンジンから発生した回転の動力をホイールに伝達したり、反対に動力を切り離したりする部品です。

もしクラッチがなければ、バイクが停止した時にエンジンも一緒に止まってしまうのです。

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エンストを起こさないようにするために必要な「半クラ」

半クラ

引用

そしてクラッチは発進時に重要な役割を担うのです。

それが「半クラ」と呼ばれる操作。半クラとは、クラッチを全て繋いだ状態ではなく、少しだけ繋いだ状態のことを言います。

100kg以上の重さもあるバイクが停止した状態から動き出すのは、かなりの力が必要です。

そのため、バイクの発進時には、アクセルを開いてエンジンの回転数を上げ、半クラを使って徐々にエンジンの動力を後輪に伝えていくのです。

もし、いきなりクラッチを繋いでしまうと、バイクの重量に勝てず、エンジンがストンと停止してしまうか、反対にいきなりバイクが勢いよく走り出してしまうかもしれません。

そのため半クラはバイクをスムーズに走らせることや、エンジンの動力を適切に後輪に伝えるための重要なテクニックなのです。

バイクのエンストは繰り返してもエンジンの調子が悪くなることはない

エンストを起こすと突然エンジンが息を引き取ったかのように止まるため、「エンジンに悪いのでは?」と思うかもしれません。

しかしエンストを繰り返してもエンジンの調子が悪くなるということはありません。

なぜなら高回転からいきなりエンジンが止まるわけではないから。

エンジンを停止する時は基本的にアイドリング状態から回転を落とします。

アイドリング状態はバイクにもよりますが、500〜1,000回転くらいですので、この状態から一気に落とすわけです。

また、エンストが起こるシチュエーションで多いのが、発進時にエンジンの力が足りないことがほとんど。

そのため回線数はせいぜい2,000回転前後ではないでしょうか?だとすれば、通常エンジンを止める時とさほど変わらないのです。

反対に高回転の状態から急にエンストを起こすと、後輪がロックしてしまい非常に危険。

すぐにクラッチを切って前後のブレーキをフル活用しながら停止する必要があります。

バイクのエンストが起きやすい4つのシチュエーション

エンスト

エンストが起こりやすいシチュエーションをまとめると、以下の4つのシチュエーションが考えられます。

  1. 発進時・・・バイクを動き出させるパワーが足りない
  2. 低速走行中・・・高いギアを選択してエンジン回転数が低い状態
  3. 坂道走行中・・・登り坂でエンジンのパワーが負ける
  4. ギアチェンジ時・・・最適なギアを選択できずにエンジンの回転が極端に落ちる

基本的にはどのシチュエーションでもエンジンのパワーが劣ることによって起こります。

初心者にありがちなバイクがエンストする原因

特に免許を取ったばかりの人や運転に慣れていない人だと、

  • スロットルを開けていない
  • クラッチのつなぎ方が悪い
  • 適切なギアが選択できていない

などが原因でエンストを起こしてしまいます。どういう状態なのか少し詳しく見ていきましょう。

スロットルを開けていない

当然ですが、バイクはエンジンの力によって前に進みます。

そしてエンジンの力加減をコントロールしているのが、ライダーのスロットルワークとなるのです。

バイクを動かすために必要なくらいスロットルを開けていなければ、エンジンパワーが負けてしまい、エンストを起こしてしまうのです。

そのため発進時にエンストを起こしてしまうのであれば、発進時にスロットルをいつもより多めに開けると良いでしょう。

また、上りの坂道であればさらにスロットルを多めに開ける必要があります。

クラッチのつなぎ方が悪い

発進時はクラッチを徐々に繋ぎ、エンジンのパワーを殺さないようにする必要があります。この動作を「半クラ」とも言います。

発進時にエンストしてしまう原因として、半クラ操作が上手くいかないことも考えられるのです。

半クラ操作は感覚的な部分でもあるため、何回も反復練習をして身体にすり込ませるしかありません。

おすすめの練習方法は、スロットルを全く開かずに、アイドリングのみでバイクを発進させられるようにする方法。

クラッチを徐々に離していき、エンジンの回転数が徐々に落ち、代わりにバイクがゆっくりと動き出します。そしてバイクが走り出したのに合わせて徐々にクラッチを離していくのです。

この動作を何回か行なってから、改めてスロットルを開きながら発進動作を行うと、意外とスムーズに発進できると思います。

特にエンジンパワーが少ない排気量の小さいバイクでやると、より難易度が高まるため、練習効果が高まります。

適切なギアが選択できていない

エンストを起こす時に意外と抜けているのが、適切なギアを選択しているかどうか。

少し運転に慣れてくると、2速発進をしたり、間違って1速以外のギアに入れたまま発進してしまうことも少なくありません。

基本的には発進時は必ず1速を使うのがセオリーですので、ギア選択を誤ってしまうのであれば、ここはひとつ「発進時は1速に入れる!」と再認識しておきましょう。

バイクのエンストが起こるのはメカトラブルが原因の場合もある

バイクのメカ

バイクのエンストが起こるもう一つの原因として考えられるのがメカトラブル。

もちろん運転に慣れている人が乗れば、エンストを起こすことはありません。

しかしそれでもメカ的な原因によってエンジンが止まってしまうことも考えられるのです。

メカトラブルで考えられる主な原因は、次の3つが考えられます。

  • ガソリンやエンジンオイルがなくなる
  • スパークプラグの劣化
  • 電装部品のトラブル

バイクは機械ですので、もちろんそれ以外の原因も考えられますが、日常生活を行う上で最も多く報告されているのは、この3つというわけです。

それでは順に詳しく見ていきましょう。

ガス欠

最も多いエンストの原因は、やはりガス欠が考えられます。ガス欠は文字通りガソリンがなくなってしまい、エンジンが動かなくなってしまうことを言います。

そのため、走行中に突然エンジンが止まってしまった時は、まずタンクを開けてガソリンが入っているかどうか確認しましょう。

燃料メーターを見てガソリン量を確認する方法もありますが、燃料メーターが故障していることも考えられますので、直接ガソリン量を黙示した方が良いでしょう。

他にも、エンジンオイル切れによるエンストも考えられます。

バイクによってはエンジンオイルがなくなるとセンサーが反応してエンジンを守るためにわざとエンストを起こすものも存在します。

まれにエンジンオイルとエンジンの相性が悪くエンストを起こすこともあるようですので、エンジンオイルを交換したばかりであれば、エンジンオイルも疑いましょう。

スパークプラグの劣化

エンストする原因として続いて考えられるのが、スパークプラグの劣化。

スパークプラグは、エンジンのシリンダー内で圧縮された混合気に点火する部品ですので、調子が悪いとガソリンで燃焼させることができなくなります。

また、スパークプラグ自体消耗パーツですので、定期的に交換する必要があるのです。

スパークプラグの交換時期

3,000〜5,000キロ

エンジンの燃焼室の数だけスパークプラグが必要ですので、例えば4気筒であればスパークプラグは4本必要になります。

安いものだと1本あたり500円前後で販売されていますので、交換タイミングがきたら全部一緒に交換してしまいましょう。

電装部品のトラブル

最近のバイクはエンジンが丈夫に作られていますので、エンストの原因にエンジンの故障が関わることはほとんどありません。

しかし反対に電子制御が多くなってきた現在のバイクの故障は、電装部品のトラブルが原因であることが多いとも言えるでしょう。

ECUやCDI、オルタネーター、ステーターコイルなど、いたるところにバイクの電装部品が備え付けられています。

そのため、エンストを起こすと故障箇所を特定するのが非常に困難とも考えられます。

突然エンストして、原因がわからない時は最寄りの修理工場に持っていくのがベストです、

バイクでエンストさせない運転方法

エンストしない運転

これまでエンストする原因や発生しやすいシチュエーションをご紹介しましたので、そもそもエンストさせないようにするための運転方法についてご紹介していきます。

ポイントは、

  • エンジン回転数
  • クラッチ操作
  • 最適なギア選択

となります。

【エンジン回転数】を意識して走行する

エンジン回転数

エンストを起こさないようにするには、エンジンを止めないようにすることが大事です。そのためエンジン回転数を意識して走行することがポイント。

エンジンパワーが弱くてエンストするのであれば、まずは回転数を普段よりも500〜1,000回転ほど高くするようにしましょう。

また、回転数で判断しづらいのであれば、普段よりもスロットル気持ち多めに開くように意識するだけでもかなり良くなるはず。

【クラッチ操作】はスムーズにする

クラッチ

半クラは非常に奥が深く、クラッチが半分だけ繋がっている状態だけではありません。

微妙な指先のコントロールで繋がり加減が異なります。

また、クラッチを早く繋いでしまう人はじわっとクラッチを離してスムーズに発進できるように練習してみましょう。

【ギア選択】はシチュエーションによって適切なものを

ギア選択

走行中のエンジン回転数が低ければ、エンストが起こる可能性が非常に高くなります。

そのため、巡回走行中でもある程度のエンジン回転数をキープすることが非常に大事。

また、発進時は必ず1速に入れてしっかりとエンジン回転数を伝えてあげるようにしましょう。

坂道発進でエンストを起こさないようにするにはバイクの動きをしっかり感じることが大事

坂道

平地で問題なく発進できても、意外と上り傾斜ではエンストしてしまうことも少なくありません。

これは、重力に従ってバイクを止めようという働きが強くなるため、登り坂ではバイクを後ろに引っ張る力が働くからです。

しかし、そうならないようにするためには発進時のエンジン回転数を多めにしておくのと、クラッチ操作を丁寧にすれば良いのです。

また、坂道発疹の場合はそのままの状態だと勝手にバイクがズルズル下がってきてしまいますので、リアブレーキをかけておく必要があるのです。

そのため、発進時はリアブレーキを若干引きずった状態でクラッチをつなぐ動作が必要となるでしょう。そう考えると、普段よりも多少アクセルを大きく開いておく方が良いでしょう。

リアブレーキを引きずった状態をキープし、それでもバイクが前に進むくらいの状態を作ることをおすすめします。

バイクでエンストした時の対処法

万が一エンストしてしまうと、突然エンジンの音がなくなりますので、実際問題かなり焦るはず。そんな時でも焦らず冷静に次のことを行いましょう。

  1. まずは安全なところに移動する
  2. エンジンを再始動してみる
  3. バイクの状態を確認する
  4. 動かせないようならレッカーを依頼する

①まずは安全なところに移動する

エンストしてもすぐにエンジンがかかれば問題ありませんが、問題はエンジンがかからない場合です。

後続車に追突されたり、バイクが倒れてしまう危険性も考えられます。

また、バイクが立ち往生すると周りにも迷惑をかけてしまう可能性もありますので、まずは安全なところにバイクを移動させることが大事。

そしてバイクが倒れて自力で起こせられない場合は、周りの人に助けを求めましょう。

②エンジンを再始動してみる

バイクを安全なところに避難させられたら、改めてエンジンが再始動できるかどうかの確認をしてみましょう。

エンストした直後は意外と気が動転しているため、エンジンをかけづらいかもしれませんが、落ち着いて対応すると意外とすんなりかかることもあります。

③バイクの状態を確認する

それでもエンジンがかからない時は、メカニカルトラブルが考えられますので、バイクの状態を確認しましょう。

  • ガソリンは入っているか
  • プラグキャップは外れていないか
  • 液漏れはないか
  • 配線は切れていないか

目視で確認できる範囲で構いませんので、ざっとバイクを見てみることは非常に大事です。

④動かせないようならレッカーを依頼する

レッカー

バイクのエンジンがかからず、どうすることもできない場合は、レッカーを呼ぶ必要があります。

任意保険に加入していれば、ロードサービスが特約で付属していることもありますので、保険会社に連絡してみましょう。

ロードサービス特約がない場合は、JAFに依頼することをおすすめします。

JAFは車やバイクなどのトラブル時に連絡すれば、すぐに最寄りの支店から駆けつけてくれ、応急処置やレッカーを行ってくれます。

JAFを呼ぶときの電話番号は全国共通「#8139」となっています。

もちろんサービス自体はJAF会員でなくても受けることができますが、非会員だと結構な金額を請求されます。

参考程度に料金表をご紹介します。

トラブル内容 会員価格 非会員価格
バッテリー上がり 無料 12,880円
ガス欠 無料 8,230円
レッカー 無料 12,880円※1km720円

※8時~20時に利用した場合の料金です。それ以降の時間帯や高速道路によってさらに追加料金がかかります。詳しくは公式サイトに記載されています。

  • 年間4,000円でトラブル時は無料対応(入会金:2,000円 年会費:4,000円
  • 年中無休・24時間対応してくれる(もちろん無料)
  • 飲食店やホテルで割引が受けられる(全国48,000カ所)

JAF公式サイト

まとめ

バイク初心者に知っておいて欲しいエンストについての情報となりました。

若干くどくなってしまった部分もありますが、突然エンジンが止まるエンストは、予備知識なしで起こると意外とパニックになりがちです。

エンストは起こることが当たり前でもあります。だってクラッチがついているんですから。

しかし徐々にライディングに慣れてくるとエンストを起こすリスクは徐々もなくなってきますので、慣れるまで練習することも大事。

ただし、練習すれば必ず上達してくるため、焦らずマイペースにスムーズに発信できるようになりましょう。

また、ざっとでも良いので、今回ご紹介した内容を頭に入れていただき、エンストが起こっても焦らないようにしましょう。

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