最近のプラモデルは精巧な作りのものが多く、まるで実車を組み立てているような感覚になります。
そんな中で特に作り応えがあるのが人気商品がバイクのプラモデル。
むき出しのエンジンやサスペンションも忠実に再現されており、こだわればこだわるほどリアルな仕上がりにすることができるでしょう。
プラモデル自体の需要が少なくなってきてはいるものの、各プラモデルメーカーからは定期的に新製品が販売されているのも事実。
そこで本記事では、
- バイクのプラモデルの魅力
- おすすめのプラモデルメーカーや商品
をご紹介していきます。
※先におすすめのプラモデルを知りたい人はこちらから飛べます
バイクのプラモデルは決して難しくない
プラモデルと聞くと、細かい作業が好きな人でなければできないというイメージも強いと思います。
車ならまだしも、バイクとなればさらに細かい作業が必要になると思う人も少なくありません。
確かにバイクのパーツは小さなものが多く、制作途中では完成品がイメージできないかもしれません。
しかしマニュアルがしっかりしているため、初心者でも簡単に制作することができます。
唯一気を付けなければいけないことは、ニッパーで切り離した破片(ゲート)をしっかり除去しなければいけないということ。
かなり細かい作業ですので、カッターやデザインナイフを使って除去する際にケガをしないように気を付けましょう。
バイクのプラモデル制作の魅力
もちろんバイクやものづくりが好きな人にとっては非常に楽しい作業ですね。
また、それ以外にも、バイクのプラモデルは、次の4つの魅力があります。
- バイクの構造や仕組みの勉強になる
- バイクの動きを確認する勉強にもなる
- 集中力やイメージする力が養われる
- ものづくりが好きな人は単純に楽しい
順に詳しくご紹介します。
①バイクの構造や仕組みの勉強になる
リアルなバイクのプラモデルは、エンジンやサスペンション、フレーム形状まで忠実に再現されていますので、バイクの構造や仕組みを理解するのにうってつけなんですよね。
また、カウルや車体に貼り付けるデカールも実際のバイクに付けられている位置もリアルに再現しています。
慣れてくればオリジナルの塗装をしてみたり、違うバイクのパーツをつけたりと、オリジナルのカスタムもできるため、まるで自分がバイクを所有している感覚にもなるでしょう。
②完成したプラモデルはバイクの動きを確認する勉強にもなる
作ること自体が醍醐味であるプラモデル。もちろん完成後はケースに入れて飾っておくのも良いでしょう。
また、それ以外にも、バイクのプラモデルの多くはハンドルを動かせたり、タイヤが自由に回るようになっているのです。
そのため、ミニカーを動かすように完成品のプラモデルを動かしてみると、バイクの動きを様々な角度から確認することができるのです。
ハンドルを切ってバイクを旋回させるとタイヤがどのように動くのかや、どれくらいバンクさせるとどれくらいの半径で旋回できるのかといったこと実験することができます。
さすがにサスペンションも可能するものはなかなかありませんが、それでもタイヤとハンドルが自由に動かせるバイクのプラモデルは、バイクの動きを学ぶために最適な教材とも言えるでしょう。
③集中力やイメージする力が養われる
バイクのプラモデル制作にはたくさんの工程があります。
- マニュアルを読みこんで完成をイメージする
- 丁寧にパーツを切り離していく(ゲートを取る)
- 部品がズレないように組み立てる
- はみ出さないように綺麗に塗装する
これらの工程は、実際の工場で生産されている手順とよく似ており、しっかりしたものを作る際には完成品や部品の役割をイメージする必要があります。
そのため、脳が物体をイメージする働きを養うことができます。
また、人間の集中力は30分程度とも言われています。
細かい部品が多いバイクのプラモデルを制作する時は一定以上の集中力が必要になりますので、集中力を養うためのトレーニングにもなります。
④ものづくりが好きな人は単純に楽しい
最後に忘れてならないのが、もの作りが好きな人にとっては単純に制作を楽しむことができるということ。
バイクのプラモデルは、
- 組み立て
- デカール貼り付け
- 塗装
など、こだわりポイントがたくさんあります。作り手のこだわりが現れるのも面白いところですね。
バイクのプラモデルは塗装をしなくても十分楽しめる
プラモデルは基本的に、
- ホワイト
- ブラック
- グレー
- クリア
の4つのカラーリングの部品でできています。完成後に飾って楽しむために細かく塗装をするのも大きな魅力となるでしょう。
もちろん塗装をせず、そのままの状態でも楽しむことも十分可能です
バイクのプラモデル上級者になると、よりリアルティを求めて制作される
プラモデル作りの上級者になると、リアルな完成度を求めて塗装だけでなく、ディテールアップパーツなど、エッチング加工されたパーツを取り入れて制作する人も存在します。
また、よりリアルな完成度を求める人は、メーター周りから伸びているパイピングなども独自で再現することもあるようです。
時間と手間をかければかけるほどリアルな作品となるバイクのプラモデルならではの楽しみ方でもありますね。
バイクのおすすめプラモデルメーカー
バイクのプラモデルを販売しているメーカーはたくさんあります。
近年はアジアを中心に、世界中で人気が出てきていますので、グローバル化が進んでいるとも言えるでしょう。
中でもおすすめのメーカーは次の4メーカーが考えられます。
名前から分かるように、国内のプラモデルメーカーとなります。
どのメーカーもバイクだけでなく、車や母艦、戦車など様々な種類のプラモデルを販売している有名メーカーでもあり、完成品の精度はもちろん、作りやすさも非常に優れている製品が販売されています。
それでは次項以降からおすすめのプラモデルメーカーと販売しているおすすめ商品について見ていきましょう。
【タミヤ】の特徴とおすすめバイクプラモデル
国内最大手の模型メーカーであるタミヤ。プラモデルメーカーと聞いて大半の人が最初に思い浮かぶのではないでしょうか?
タミヤは精密な実写取材により、リアルなバイクのような部品構成を得意としています。精巧な作りだけでなく初心者でも組み立てられるようにも作られているのも大きな特徴。
また、バイクだけでなく、
- 車や艦艇、戦車などのスケールモデル
- ミニ四駆やラジコン
- 専用の工具や塗料
なども販売していますので、根っからのタミヤファンも多たくさん存在します。
さらに創業者で現在の会長でもある田宮俊作氏は、自伝の書籍も出版しており、日本のプラモデル業界を引っ張ってきた人でもあります。
興味がある人は読んでみるのも良いかもしれませんね。
そんなタミヤから販売されているおすすめのプラモデルをご紹介していきます。
1/12 オートバイシリーズ:①カワサキ Ninja H2 CARBON
カワサキのスポーツモデルを代表するNinja H2。998ccのエンジンにスーパーチャージャーが搭載されており、暴力的な加速力を発揮します。
川崎重工グループの技術を応用したタービンが採用されており、最高速は軽く300km/hを超えるほど。
タミヤらしい緻密な設計で、エンジンから作り応えがありますので、全てのプラモデル好きを満足させるモデルとも言えるでしょう。
ちなみにカーボン部分はデカールのよって忠実に再現されています。
- 完成サイズ:全長174mm・全幅76mm・全高96mm
- メーカー希望小売価格:4,400円(税込)
口コミ・レビュー
Joshin
- 初心者にとっては作りやすく、上級者にとっては難易度を高めやすい最高のプラモデル
- パズルのようにパチパチとハマり、気付いたら完成していた
- さすがタミヤ製品。実車を触っている感覚になる
1/12 オートバイシリーズ:②ヤマハ YZF-R1M
ヤマハスーパースポーツの中で最強の位置付けとされるYZF-R1Mは、レースでもズバ抜けたポテンシャルを発揮しています。
MotoGPで培った技術を惜しげもなく投入しており、特に電子制御の完成度はかなりのもの。
エンジンは最高出力200馬力以上を発揮しながらコンパクトな車体であるため、スーパースポーツに慣れていない人でも意外と抵抗なく操ることができるでしょう。
タミヤ製のプラモデルですので、もちろんエンジンの細部までしっかり表現されています。
タイヤのパターンも忠実に表現されていますので、リアルな質感を味わうことができます。
よりリアルな出来上がりを目指すのであれば、ゴールドアルマイト加工されたディテールアップパーツセットを導入しても良いでしょう。
- 完成サイズ:全長172mm・全幅68mm・全高97mm
- メーカー希望小売価格:4,400円(税込)
口コミ・レビュー
Amazon
- 別売のフロントフォークパーツを使えばかなりリアルな仕上がりになる
- 初心者にとっては難易度が高いとも感じたが気持ちよく作れた
- 好みのカラーリングに仕上げても楽しめる
1/12 オートバイシリーズ:③レプソル Honda RC213V’14
2014年の世界選手権MOTO-GPクラスでのチャンピオンマシンです。
この年ライダーのマルク・マルケス選手は開幕から10連勝を果たし、トータル13勝を果たしました。
RC213Vの1番の特徴は、HONDA独自開発のシームレスミッションや高度な技術が投入されている電子制御などがあります。
かなりリアルに再現されており、見た目はかなりカッコイイ仕上がりになっています。
もちろんエンジンやフレームも忠実に再現されていますので、まるでメカニックのような気分にさせてくれます。
また、より高い完成度を求めるのであれば、別売のフロントフォークセットを導入するのも良いかもしれません。
こちらはリアサスペンションのイエローカラースプリングも同梱されています。
- 完成サイズ:全長173mm・全幅58mm
- メーカー希望小売価格:4,400円(税込)
口コミ・レビュー
Amazon
- バイクのプラモデルを初めて作成した初心者ですが、しっかり完成させることができました
- 基本を抑えつつきっちりとした作りであるため見応えのある出来上がり
- 完成したバイクを見て「頑張ったなぁ〜」としみじみ思います
1/12 オートバイシリーズ:④スズキ GSX750S ニューカタナ
リトラクタブル式のヘッドライトを採用するなど、斬新なスタイルであるGSX750S ニューカタナは、1983年に登場しました。
また、空冷の750ccエンジンは細かなフィンが非常に特徴的で、80年代を代表するビッグバイクを象徴しています。
もちろんプラモデルでもリトラクタブル式ヘッドライトは実車同様に開閉が楽しめ、エンジンの細かなフィンもしっかり再現。
さらにリアサスペンションのスプリングは金属のパーツが使用されます。
- 完成サイズ:全長182mm・全幅63mm・全高96mm
- メーカー希望小売価格:2,420円(税込)
口コミ・レビュー
Amazon
- リトラの形もしっかり再現されている
- ラッカースプレーなどで手間暇かけて作るとかなり完成度が高くなる
- 部品が美しいため、もうしばらく組立てせず部品の楽しさを堪能します
1/12 オートバイシリーズ:⑤ヤマハ XV1600 ロードスター カスタム
ヤマハから販売されているアメリカンクルーザーの最上級モデルがXV1600となります。
V型2気筒の1600ccエンジンは当時の世界最大の排気量を誇るエンジンとして君臨。また、ロングツーリングだけでなく、機動力の高さも定評がありました。
本製品は大型スクリーンやサイドカウルもプラスチックパーツでリアルに表現されています。
実車の方は細かなパーツも作り込まれており、まるで芸術品ようです。
もちろんタミヤも持てる技術を使って実車さながらのリアリティを再現しています。
- 完成サイズ:全長208mm・全幅89mm・全高121mm
- メーカー希望小売価格:3,960円(税込)
口コミ・レビュー
Amazon
- さすがタミヤ!細かいところまで忠実に再現されていますね!
- ハブの部分が一体型ではなく別パーツになっているのは良いですね
1/6 オートバイシリーズ:⑥Honda モンキー 40th アニバーサリー
コンパクトで持ち運びができるレジャーバイクとして今なお人気のモンキー。1/12だとあまりにも小さすぎるのですが、本製品は1/6サイズとなります。
2006年には初代モデルのデビューから40周年となり、チェック柄のシートやブラックに彩られたタンク、真紅の前後ホイールの限定モデルとなっています。
実車同様マフラーパーツやダンパーなどのオプションパーツも付属しており、自分好みにカスタムを楽しむことができます。
- 完成サイズ:全長224mm・全幅100mm・全高175mm
- メーカー希望小売価格:6,380円(税込)
口コミ・レビュー
Amazon
- 写真を撮ると見分けがつかないほどの精度
- ミラーの角度調整もできる
- 初めて購入しましたが作りやすいです
1/6 オートバイシリーズ:⑦Honda CRF1000L アフリカツイン
1/6サイズとただでさえ大きいシリーズであるにもかかわらずCRF1000L アフリカツインというビッグバイクですので、そのインパクトはかなりのもの。
「アフリカツイン」と呼ばれる名前はホンダの大型アドベンチャーツアラーカテゴリーのバイクを言います。
その車体は世界で最も各国と言われていたダカール・ラリーの2輪部門でも数々の栄光を掲げています。
最新型のCRF1000L アフリカツインのエンジンや車体を忠実に再現しているため、現代バイクの構造も勉強することができます。
- 完成サイズ:全長390mm・全幅158mm・全高255mm
- メーカー希望小売価格:24,200円
口コミ・レビュー
Joshin
- 最新の模型でかっちりキッチリ出来上がるのは嬉しい
- 値段は高いもの、その分しっかり組み立てれます
- ホイールのスポークを組むのは少し大変だけどジグがあるからなんとかできた
【フジミ】の特徴とおすすめバイクプラモデル
静岡県に本社を置くプラモデルメーカーで、元々は木製模型の販売をおこなっていました。
プラモデルに参入した当時は、艦船のモデル化に注力し、ロゴマークに船の舵輪をデザインしたものも添えられていました。
現在の主力は自動車シリーズで、スケールモデルだけでなく、
- 頭文字D
- 逮捕しちゃうぞ
- ナニワトモアレ
などの講談社系の漫画とのコラボ作品の車両モデルも人気を集めています。
1/12 BIKESP Honda モンキー 50周年アニバーサリー
2017年に生産終了してしまった50周年を記念して作られたアニバーサリーモデルで、1967年に販売された初代モデルのZ50Mのカラーリングがイメージされています。
初代モデルの象徴とも言えるチェック柄のシートは、デカールで忠実に再現。ミラーにはリアルシールが付属します。
細部の仕上げにこだわりたい人でも満足のモデルでしょう。
- 部品点数:89点
- メーカー希望小売価格:2,860円(税込)
口コミ・レビュー
Amazon
- メッキパーツへの塗装は大変だが綺麗に仕上がればかなりリアル
- ほぼ真っ白なので塗装が必要。その分塗装が好きな人にとってはかなり面白いはず
- 生産終了したモンキーが模型で手に入って嬉しい
1/12 BIKE15EX-1 Honda モンキー 白バイ 特別仕様
埼玉県警がイベント用にモンキーを白バイ仕様に開発したモデルとなります。
展示用であるため、ナンバーこそ取得していませんが、サイレンやサイドボックスなどは本格的に装備されており、すぐにでも白バイとして働くことも可能ではないでしょうか?
もちろんプラモデルとなっても埼玉県警仕様のデカールで忠実に再現されています。
また、サイレンホーンやサイドケース、書類ケースなど、白バイ専用の部品も付属しています。
メーカー希望小売価格:3,300円(税込口コミ・レビュー
Amazon
- パーツはクリア以外全て黒であるため細かな塗装が必要だがその分作りごたえは抜群
- 綺麗に仕上がればかなり良い出来になる。腕の見せ所
- 細かなところまで忠実に再現されている。可動部が動けば100点かな
1/12 BIKE19 Honda CB1300 スーパーボルドール
CB1300スーパーフォアにハーフカウルが装着された仕様がスーパーボルドールです。
カウルによって風防効果が追加されたため、高速道路でのロングツーリングでも難なくこなせます。
また、カウルサイドには収納ボックスも備え付けられており、利便性もかなり向上しています。完成するとビッグネイキッドバイクらしい重量感のある風貌が非常に特徴的。
メーカー希望小売価格:3,960円(税込)口コミ・レビュー
Amazon
- 意外と組み立てが簡単で割と早く出来上がる
- ブレーキなどのワイヤー類は少し曖昧だが人によってはちょうど良いかも
- バイクの勉強教材にもなるため購入してよかった
1/12 BIKE21 ホンダ スーパーカブ C100(1958年)
現在も販売されているホンダを代表するスーパーカブの初代モデルとなります。
人々の生活に役立つ喜びと言う開発コンセプトを掲げ、当時は世界中どこを見ても販売されていないスタイルでした。
遠心クラッチや低床バックボーンフレームなど、乗りやすさにこだわり尽くされた車体の形は、今なお通用するとも言えますね。
もちろんハンドルは左右に可動し、ヘッドライトやウインカー類もクリアパーツで見事に再現されています。
メーカー希望小売価格:3,190円(税込)口コミ・レビュー
Amazon
- あまり細かいプラモデル作りにこだわらない人にとっては適度作りごたえ
- 塗装するとより一層リアリティを感じる作品になると思う
- 細かい部分は省略されているが、ステッカーを貼ってしまえば問題ない
1/12 BIKE12 ヤマハ FZR750 OW74 1985年 #6
市販のFZ750をベースに、当時のレースレギュレーションである「TT-F1」に準ずるために開発されたのがFZR750です。
テック21のカラーが非常に特徴的で、鈴鹿の8時間耐久ロードレースやフランスのボルドール24時間耐久ロードレースにも登場しました。
フランス人ライダーのクリスチャン・サロンやジャック・コルヌー、ティエリー・エスピのライディングによって、その実力を多くの人々に証明しました。
メーカー希望小売価格:5,280円(税込)口コミ・レビュー
Amazon
- 少し値段が高いけど8耐で思い入れのあるバイクだから手に入れてよかった
- デカールを貼っていくだけでテンションが上がってきます!
【アオシマ】の特徴とおすすめバイクプラモデル
バイクだけでなくデコトラやスポーツカーなどの評判が高いメーカーです。
またアオシマオリジナルモデルの製品や、ユニークな商品ラインナップが特徴的です。
エンジンなどの細かな部分はタミヤと比べて劣りますが、外装部品の作りは非常に細かくなっていますので、完成後のリアリティに拘りたい人におすすめのメーカーとも言えるでしょう。
そんなアオシマから販売されているおすすめのプラモデルを見ていきましょう。
1/12 バイク No.25:ホンダ ゴリラ カスタム 武川仕様Ver.2
ホンダのレジャーバイクとして1967年の登場から半世紀以上もの間、人気車種として販売されたゴリラのカスタム仕様となっています。
ゴリラはモンキーよりも大型のヘッドライトやガソリンタンク、さらに荷物を積めるキャリアが備え付けられており、非常に実用的な1台とも言えるでしょう。
モンキーのプラモデルは他メーカーからも販売されており、認知度は非常に高くなっていますが、モンキーの兄貴的位置付けのゴリラのプラモデルはなかなか珍しいのではないでしょうか?
- 完成サイズ:全長約110mm
- メーカー希望小売価格:1,200円(税別)
口コミ・レビュー
Amazon
- 部品点数は決して多くないためストレスなく楽しめる
- リアキャリアやフロントキャリア仕様などが作れる
- 実車を持っていたことを思い出させてもらえるほど精巧な作り
1/12 バイク No.50:ホンダ フォルツァ
ホンダのビッグスクーターを代表するフォルツァがプラモデルとなって登場しました。
スクーターのプラモデルは主にガイオスパーツが多く、プロモデル初心者でも作りやすい設計となっています。
もちろんタイヤはゴム製、ワイヤー類は専用のチューブパーツが採用されており、質感がよりリアルに再現されています。
2004年モデルと2006年モデル好きな方を選択して制作可能です。
メーカー希望小売価格:2,600円(税別)口コミ・レビュー
Amazon
- 実車と比べて微妙にフロント周りが違うけど満足!
- スクータータイプなので作りやすい
1/12 バイク No.51:カワサキ Z400GP カスタムパーツ付き
わずか2年で生産を終了し、販売台数は約2万台と非常に希少なバイクとして有名です。
当時のカワサキネイキッドらしい特徴的なフォルムは、現代のバイク乗りからも高い人気があります。
そんな希少バイクは日常的に考えると滅多にお目にかかれないため、アオシマからプラモデルとして販売されているのは非常に嬉しいところですね。
Z400FX譲りの空冷エンジンを搭載しており、カワサキの歴史を語る上では欠かせない存在となっています。また、Z400GPの伝説でも最も有名なのは鈴鹿4時間耐久ロードレース。
当時、周りはフルカウルのレーサーばかりでしたが、Z400GPはビキニカウルとアップハンドルという街乗り車と変わらない状態で見事優勝を遂げるのです。
このレースをきっかけに、後のNinjaなどと言ったカワサキ スポーツシリーズのバイクに活気が湧いてきたのです。
メーカー希望小売価格:2,600円(税別)口コミ・レビュー
Amazon
- 当時憧れたバイクをリアルな模型で手に入れられた
- 実車が手に入らないからせめて模型だけでもと思っている人にはかなり嬉しい
- 組み立ては特に苦労することもなかった
1/12 バイク No.54:カワサキ KZ1000 ポリス
アメリカのカリフォルニアの警察署で使用されたモデルで、アメリカでは長年愛され続けたロングセラーモデルとも言えるでしょう。
サイレンやサイドバッグが付いており、総重量は300kg以上を超える巨体ですが、パワフルなエンジンで余裕のある加速が特徴的。
軽快な動きで取締りをしっかりアシストします。
映画に登場しそうなモダンデザインの人気も非常に高く、コレクターもいるほどです。完成したらディスプレイに入れて飾っておきたい1台ですね。
メーカー希望小売価格:3,600円(税別)口コミ・レビュー
Amazon
- 映画やテレビドラマにも登場した有名なバイク
- 懐かしいバイクをプラモデルで作れるのは嬉しい!
- 実車との作りの違いはいくつかあるがそれでも作りごたえがある
1/12 バイク No.55:ホンダ CB400SF カスタムパーツ付き
ホンダの400ccバイクの代表とも言えるCB400SFのカスタムモデルとなります。
CB400SFをベースにサスペンションやマフラー交換などが社外品に交換されていますので、完成したら一味違ったヨンフォアを楽しむことができます。
パーツの部品点数もほどよく、初めての人でも安心して製作することができるでしょう。
メーカー希望小売価格:2,800円(税別)
口コミ・レビュー
Amazon・Yahoo!ショッピング
- キットパーツが余分に付属されているため、大変満足。
- これでもかと言わんばかりにキットパーツが付属しているので自分好みにできるのが嬉しい
- ディティールがすごく良くて気に入っている
【ハセガワ】の特徴とおすすめバイクプラモデル
飛行機や戦艦のプラモデルで有名なプラモデルメーカーで、「飛行機のハセガワ」とも言われています。
そのせいか、部品の構成が非常に細かく、作り手の手先の起用さも求められる特徴もあるようですね。
1980年以降はキャラクターもののシリーズも制作しているため、幅広い層に人気があるプラモデルメーカーとも言えるでしょう。
①スコット レーシング チーム ホンダ RS250RW “2009 WGP250 チャンピオン”
世界選手権での最後の2ストローク250ccチャンピオンマシンであるRS250RWを完全再現したキットモデルとなります。
当時の政界チャンピオンになったのはなんと日本人の青山博一選手ですので、レース好きならば誰もが知っている車両とも言えるでしょう。
実写取材で忠実に再現されているため、カウルを外した状態でも内部の作るはかなりリアル。
また、組み立てには随所にビス留めをするため、強度もしっかりしています。
- 完成サイズ:全長:163mm 全幅:54mm
- パーツ点数:145
- メーカー希望小売価格:3,800円(税別)
口コミ・レビュー
Amazon
- 全体的に特徴をよく捉えているため完成すると非常にリアル
- 多少の組みにくさはあるものの、完成品には満足
②ヤマハ YZR500 (0W98) “1988 WGP500 チャンピオン”
エディローソンが3度目の世界チャンピオンに輝いたモデルを徹底再現しています。
フレームを高剛性化するためにスイングアームの形状を変更したりと、確実な進化を遂げています。
レーサーバイクのキットらしく、無駄のない設計となっており、非常に作りやすいバイクとも考えられます。
また、フロントフォークは正立と倒立の2種類から選ぶととも可能です。さらにレーシングスタンドも付属し、レース現場の雰囲気を醸し出す仕上がりにできます。
- 完成サイズ:全長:167mm 全幅:52mm
- パーツ点数:165点
- メーカー希望小売価格:4,200円(税別)
口コミ・レビュー
Amazon
- 細かい部分の再現はタミヤをも凌駕するレベル
- 組みやすさで言うとタミヤの方がいい
- 80年代後半のバイクがプラモデルで作れるのは嬉しい
③スズキ RG400Γ 前期型
世界選手権GP500クラスで7連覇を果たしたスズキRGシリーズのノウハウを惜しげも無く投入したRG400Γ。
チャンピオンマシンのエンジンやフレームもそのまま引き継がれて販売されたため、公道を走るレーシングマシンと言っていいほどのバイクでもあります。
また、パーツカラーは、ホワイト・グレー・クリアの3色を使用しているため、塗装をしていなくてもリアルさを忠実に再現してくれます。
プラモデル初心者でも十分楽しめるモデルですね。
- 完成サイズ:全長:170mm 全高:98mm 全幅:70mm
- パーツ点数:208点
- メーカー希望小売価格:3,600円(税別)
口コミ・レビュー
Amazon
- 細分化されたパーツが制作意欲を引き出してくれる
- 自分の手で小さな本物を作るような感覚を味わえる
- パイピングも細かく、実写さながらのリアル感
まとめ
おすすめのバイクプラモデルのメーカーと商品をご紹介しました。
バイクのプラモデルはただ単に作る楽しさだけでなく、バイクの構造の勉強に利用できたり、バイクの動き自体を確認するツールにもなります。
また、最近のプラモデルは非常に精密な作りとなっており、プラモデルを作るだけで脳の活性化に繋がるとも言われているので、その可能性は無限大。
もちろん今回ご紹介した以外にも魅力的な商品はたくさんありますので、この機会に自分のお気に入りのプラモデルを見つけてみてはいかがでしょう!