街中を走っているバイクの中にで、たまに見かける色違いのナンバープレート。そんな色違いのナンバーの中にも、黄色ナンバーがあるのをご存知でしょうか。
しかし黄色ナンバーのバイクの数はかなり台数が少なく、今では新車で買うこともできません。
今回はそんな絶滅寸前とも言える黄色ナンバーのバイクについて、
- 黄色ナンバーの排気量区分や税金について
- 黄色ナンバーのおすすめバイク
といった内容をご紹介していきます。
黄色ナンバーのバイクは排気量51cc〜90ccのバイクのこと

車であれば軽自動車に採用される黄色ナンバー。バイクの場合は排気量51cc〜90ccの原付2種バイクに採用されます。
しかし原付2種と言っても、その中でさらに2つに分けられるのです。
- 排気量51cc〜90cc:黄色ナンバー
- 排気量91cc〜125cc:ピンクナンバー
2つに分けられるからと言っても道路交通法上は何も変わりません。
- 法定速度は車やバイクと同じ60km/h
- 二段階右折は必要ない
- 2人乗りもできる
- 自動車専用道路は走れない
- 「普通自動二輪小型限定免許」以上の免許が必要
となります。
黄色ナンバーとピンクナンバーは税金が変わる

では何が違うのかというと、毎年納めるの軽自動車税の金額が違います。
- 白ナンバー:2,000円/年
- 黄色ナンバー:2,000円/年
- ピンクナンバー:2,400円/年
よく見ると、年間で400円しか変わりませんので、税金もほとんど一緒と言ってしまっても何ら問題はないように思います。
なぜバイクに黄色ナンバーの区分ができたの?

今や絶滅寸前の危機に瀕している黄色ナンバーのバイク。なぜこのような区分ができたのかというと、1980年代〜90年代初期までは小排気量のバイクは2ストロークエンジンが主流だったからです。
2ストロークのエンジンパワーで、原付1種より1ランク大きいバイクを作ろうとすると80ccや90ccがちょうど良いパワーとなるんですよね。
時代は進み、環境問題や性能、燃費の面で4ストロークエンジンが有利になってきました。
しかし4ストロークエンジンは、2ストロークエンジンとは構造もパワーの出方も全く異なります。4ストロークで2ストロークの80ccクラスと同等のパワーを出そうとすると、100ccや125ccの排気量が必要になってきます。
徐々に原付2種は4ストロークの100ccや125ccのバイクが増え、反対に2ストロークのバイクは姿を消すことになりました。
そして「原付2種=ピンクナンバー」となり、最後に黄色ナンバーの区分だけ残されたということになります。
しかしながら、黄色ナンバーのバイクは中古車でもまだまだ流通していますし、50ccの原付バイクをボアアップした時に黄色ナンバー区分になることも考えられます。完全に消滅することはないでしょう。
50ccのバイクを黄色ナンバーの原付2種に登録するのはアリ?
先ほども少し紹介しましたが、原付1種と原付2種を比べると、公道の走りやすさの面では、原付2種の方が有利です。
- 法定速度は車やバイクと同じ60km/h
- 二段階右折は必要なし
- 2人乗りも可能
原付1種のバイクだと法定速度は30km/h。簡単に法定速度以上のスピードが出てしまいます。
もし警察に見つかってしまえば簡単にキップを切られてしまうため、普段から原付1種のバイクに乗っている人は、気を遣いながら運転しなければいけません。
しかし黄色ナンバーだと、法定速度は60km/hまで引き上げられます。
そのため中には50ccのバイクを登録する時に、あえて51ccとして登録することで黄色ナンバーをもらい、公道を60km/hで走れるようにする人もいます。
登録の際に申請書に51ccと申請し、理由を「ボアアップ」にして適当なカスタムメーカーの名前を記入するというやり方です。
白ナンバーと黄色ナンバーでは、軽自動車税の金額も変わりません。しかしこれは厳密に言うと文書偽造に当てはまります。法律上は間違いなくアウトなので、やめておいた方がいいでしょう。
もちろんきちんとカスタムして排気量が大きくなっている分には構いません。
過去にはホンダの「ライブDio ZX」やヤマハの「ジョグスポーツ」と呼ばれる50ccのスクーターのエンジンを80ccにボアアップして乗るというのが流行っていたようです。
中古で検索すると、80ccにボアアップしたDioやジョグが何台か出てきます。
黄色ナンバーの原付2種と原付1種は似ているが全く別の乗りもの

原付1種のバイクと原付2種のバイクを見比べてみると、見た目上の違いはほとんどありません。
それどころか、最近はエンジンのみ大きくすることが多いため、外見では違いを見つけるのが困難なバイクも存在します。
例えば上の写真はスーパーカブ50とスーパーカブ110ですが、車体の大きさも外観の違いもありません。
しかし性能面を見てみると、スーパーカブ50の最高速は60km/hくらいですが、スーパーカブ110は90km/h以上出るため、ブレーキの性能面なども含めて外観面は同じであるものの、中身は全く違うということになります。
公道を走っている原付バイクをナンバー以外で見分けるのは、よほどバイクに関して知識が豊富にある人でない限り難しいのではないかと思います。
排気量125cc以下のナンバーの種類
ここで「原付バイク」と呼ばれる排気量125cc以下のナンバー区分についてもう少し詳しくご紹介していきます。
- 50cc:白ナンバー
- 51cc〜90cc:黄色ナンバー
- 91cc〜125cc:ピンクナンバー
①50cc:白ナンバー

原付1種と言われる白ナンバーは、排気量50cc以下のバイクに付けられます。
一般的に「原付」と呼ばれるバイクはこの区分が当てはまり、「原チャ」などとも呼ばれています。
車体価格も安く、中古車であれば数万円ほどで手に入ります。また、排気量が小さいとガソリンの使用量も少なくて済みますので、維持費が安いメリットもあります。
さらに比較的駐輪場が多く、置き場所にも困りませんので、通勤や通学で駅までの足代わりにも気軽に使用できます。
しかし法律上は「原動機付自転車」ということですので、法定速度が車と違って低く設定されたり二段階右折が必要であるため、住むところによっては不便に感じることもあるようです。
- 法定速度は30km/h
- 2人乗りは禁止
- 二段階右折が必要
- 原付走行不可の区分がある
- 自動車専用道は走行不可
- 軽自動車税・・・2,000円/年
- 重量税・・・0円
- 自賠責保険料・・・7,500円/12ヶ月
②51cc〜90cc:黄色ナンバー

最初にご紹介した排気量51cc〜90ccのバイクに取り付けられるナンバープレートで、原付2種の区分に含まれます。
現在では新車で販売されていないため、なかなか乗る機会はありませんが、まれに郵便配達をしているバイクで見かけることもあります。
原付1種と違い、制限速度が車と同じ60km/hであったり、二段階右折が不要と言うメリットがあります。
車の流れに乗って走りやすく、日常生活でバイクを使うとなると一番お得な分類とも考えられます。
- 法定速度は60km/h
- 2人乗りができる
- 二段階右折は不要
- 自動車専用道は走行不可
- 軽自動車税・・・2,000円/年
- 重量税・・・0円
- 自賠責保険料・・・7,500円/12ヶ月
③91cc〜125cc:ピンクナンバー

排気量91cc〜125cc以下のバイクに付けるのがピンクナンバーです。最近は4ストロークの125ccのバイクが普及してきたため、街中で見かけるもとも多くなってきました。
また、一般的にこの区分のバイクのことを「原付2種」と呼ぶことが多いようです。
エンジンのサイズが一気に大きくなるため、車体の価格は30〜40万円ほどとなります。排気量が大きくパワーがあると、エンジンを高回転に回さなくても十分走行することができるので、燃費が良いバイクとも言えます。
- 法定速度は60km/h
- 2人乗りができる
- 二段階右折は不要
- 自動車専用道は走行不可
- 軽自動車税・・・2,400円/年
- 重量税・・・0円
- 自賠責保険料・・・7,500円/12ヶ月
黄色ナンバーのおすすめバイク
現在黄色ナンバーのバイクはどのメーカーも製造していないため、新車で手に入れることはできません。
実質的に「原付バイク」は、第一種(50ccもしくは120cc以下かつ、最高出力4.0kW以下のバイク)か、第二種(〜125cc)のどちらかに区分されます。
しかも2025年4月に改定された原付1種の新区分の影響で、2025年中には各メーカー50ccのモデルの生産を終了します。そのためこの先は50ccのバイクも新車で手に入れられなくなります。
しかし、過去を遡れば黄色ナンバー(51cc〜90cc)の魅力的なバイクがたくさん販売されています。今では”名車”と言われるモデルも存在します。
中古車市場には流通していますし、ヤフオクやメルカリなどのフリマサイトでもたまに見かけるため、中古車であれば手に入れることが可能です。
そこでここからは、黄色ナンバーが該当する排気量51cc〜90ccのおすすめのバイクをあらためてご紹介していきます。
※実際販売されているものは80ccと90ccのモデルが大半ですので、この2種類に分けてご紹介していきます。
まずは80ccのおすすめバイクを見ていきましょう。
80ccのおすすめバイク
排気量80ccのモデルでおすすめなのは、以下のモデルです。
- 【ホンダ】NSR80
- 【ホンダ】リード80 デラックス
- 【ホンダ】スペイシー80
- 【カワサキ】KS2
- 【カワサキ】KSR80
- ※番外編【ベスパ】PK80S automatica
- ※番外編【ホンダ】CR80
【ホンダ】NSR80

当時のゼロハン最強とも言われていたミニバイクNSR50の兄貴分的存在で、1987年に登場しました。
基本的にエンジン性能以外はNSR50と同じですが、排気量アップに伴い、フレーム剛性もアップされています。
よくNSR50に社外のボアアップキットを装着して80ccにされることはありましたが、耐久性の問題やパワーが出ないというトラブルが相次ぎました。
NSR80はさすがはメーカー純正と言うべきか、キットを組んだバイクとは比べものにならないほどパワフルで安定感がありますので、瞬く間に人気車種となりました。
ただし当時から原付1種の方が人気が高かったため、販売台数自体は少なく、現代においてはかなりの希少車種となっています。
しかもプレミアが付き始めたのは本の最近の出来事ですので、今まではNSR50の部品取りとして処分されることが多く、さらにタマ数は少なくなってきています。
そのため状態が良いものだと、当時の販売価格の倍以上の値段で取引されることも少なくありませんし、カスタムされた偽物が出回るといったことが起きることも。
NSR80の基本スペック
全長×全幅×全高 | 1580mm×590mm×935mm |
排気量 | 79cc |
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エンジン形式 | 水冷2ストローク単気筒 |
最高出力 | 12馬力/10,000rpm |
最大トルク | 0.97kgf/8,000rpm |
ミッション | 6速 |
車両重量 | 88kg |
当時の新車価格 | 284,000円(95年式) |
【ホンダ】リード80デラックス

ホンダのスポーツスクーターとして人気を博していたリードシリーズ。1982年に登場し、当時は50cc、80cc、125ccと3つの排気量のモデルが用意されていました。
この時代のスクーターユーザーの40%は女性だったようで、当然ながらこのリード80デラックスも女性ユーザーをターゲットに開発されています。
エンジンは空冷2ストローク単気筒。エンジン始動方式は当時の主流だったキック式に加え、セルフ式も採用。シートは長く二人乗りも可能で、50ccモデルと比べ、使い勝手はかなり良かったようです。
リード80デラックスの基本スペック
全長×全幅×全高 | 1675mm×665mm×1070mm |
排気量 | 79cc |
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エンジン形式 | 水冷2ストローク単気筒 |
最高出力 | 6.5馬力 |
ミッション | オートマチック(Vマチック) |
車両重量 | 78kg |
当時の新車価格 | 172,000円 |
【ホンダ】スペイシー80

大きなフロントノーズが特徴的なスペイシー80。バイクブーム真っ只中のこの年代は、スクーターも奇抜なものが多く、多くのメーカーが挑戦的なデザインのバイクを開発しました。
スペイシー80は、80年代のホンダのスクーターを代表するモデル。このビジュアルを見て懐かしく思う方も少なくないはずです。
4ストロークエンジンを搭載し、足回りは油圧式のダンパーを搭載。衝撃的だったのが、なんとスピードメーターがデジタル表示という点です。
今でこそデジタルメーターは一般化されていますが、2ストロークエンジンが主流の80年代前半で、量産車にこの技術を採用するのは、さすがとしか言えません。
スペイシー80の基本スペック
全長×全幅×全高 | 1745mm×670mm×1090mm |
排気量 | 79cc |
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エンジン形式 | 空冷4サイクル単気筒 |
最高出力 | 6馬力 |
ミッション | オートマチック(Vマチック) |
車両重量 | 82kg |
当時の新車価格 | 209,000円 |
【カワサキ】KS-2
カワサキの歴史に名を残す「KS-2」は、1988年に登場したホビー志向の強いバイク。ホンダのモンキーのような可愛らしいフォルムの車体に、空冷2ストロークエンジンと6速ミッションを搭載しています。
2ストロークの鋭い加速に、ショートホイールベース、小径タイヤのこのモデルは、非常に動きにピーキーで、遊べるバイクとしては最適です。
わずか3年程で後継モデルのKSRシリーズへ移行したため、かなりの希少モデル。中古車市場で見かけたらラッキーと思っておいた方が良さそうです。
KS-2の基本スペック
全長×全幅×全高 | 1560mm×730mm×890mm |
排気量 | 78cc |
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エンジン形式 | 空冷2ストローク単気筒 |
最高出力 | 9.5馬力 |
ミッション | 6速 |
車両重量 | 75kg |
当時の新車価格 | 195,000円 |
【カワサキ】KSR-2(KSR80)
先程ご紹介したKS-2の後継モデルとして登場したKSR-2。
車体は一回り大きく、倒立サスペンションに前後ディスクブレーキの組み合わせと、スポーツバイクに必要な装備がきっちりと備わっていました。
また、このモデルから水冷エンジンが搭載され、より安定して高出力が発揮できるようになりました。
残念ながら1998年には絶版となり、4ストロークのKSR110へと引き継がれてしまいましたが、いかにもカワサキ車らしい過激な加速感が味わえるモデルとして、バイク好きの間では常に高評価でした。
KSR-2の基本スペック
全長×全幅×全高 | 1660mm×720mm×960mm |
排気量 | 79cc |
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エンジン形式 | 水冷2ストローク単気筒 |
最高出力 | 10馬力 |
ミッション | 6速 |
車両重量 | 86kg |
当時の新車価格 | 248,000円 |
※番外編【ベスパ】PK80S automatica
イタリアのピアッジオ社が製造するスクーターシリーズのベスパ。イタリアのメーカーらしいお洒落なデザインが特徴です。
そして「PK80S automatica」は、オートマチックミッションを搭載する大変珍しいモデルです。
前輪片持ち式のサスペンションやスチールモノコックボディと、ベスパならではの伝統的なデザイン。博物館行きのバイクと言っても良いかもしれません。
番外編:【ホンダ】CR80

モトクロス専用車両ですので本来は公道を走ることができませんが、ネットやヤフオクを見てみると公道使用に改造して乗る人も多いため、番外編としてご紹介します。
CR80はとにかくエンジンが強烈で、80ccの2サイクルエンジンから25.7馬力ものパワーを発揮します。一度パワーバンドに入るとあっという間にフロントが浮き上がります。
また、ミニバイク専用タイヤを履かせてモタード仕様にすると、ストロークの長いサスペンションがしなやかに動くため、バイクの動きを勉強するのにうってつけなんですよね。
もちろん部品さえあれば公道使用にカスタムすることができますが、たまにヤフオクを見てみると出品されていることもありますので、気になる人は乗ってみると病みつきになるかもしれませんよ!
CR80の基本スペック
全長×全幅×全高 | 1926mm×743mm×1166mm |
排気量 | 79.4cc |
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エンジン形式 | 水冷2ストローク単気筒 |
最高出力 | 25.7馬力/7,500rpm |
ミッション | 6速 |
車両重量 | 88kg |
当時の新車価格 | 298,000円 |
90ccのおすすめバイク
続いて90ccのおすすめバイクをご紹介していきます。
90ccのおすすめバイクは、
- 【ホンダ】ベンリィ90S
- 【ホンダ】スーパーカブ90
- 【ホンダ】リード90
- 【ヤマハ】スポーツジョグ90
- 【スズキ】バーディ90
となります。
【ホンダ】ベンリィ90S

ビジネスにおける実用性を求めて開発された「ベンリィシリーズ」のスポーツ志向寄りに開発されたバイクがベンリィ90Sとなります。
名前からもわかるように「便利=ベンリィ」と名付けられているのも面白いですね。
90ccのバイクとしては珍しい4サイクルエンジンを搭載し、シンプルな車体設計。ライディングの基礎を勉強するのにうってつけのバイクとも言えます。
また、外観はスポーティなロングシートが採用され、身長の高い人でも比較的自由なライディングポジションが取れます。
さらにハンドルもセミアップタイプを採用したりと、他のベンリィシリーズと比べても、よりスポーツ性が求められているのがわかります。
ベンリィ90Sの基本スペック
全長×全幅×全高 | 1805mm×645×950mm |
排気量 | 85cc |
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エンジン形式 | 空冷4ストローク単気筒 |
最高出力 | 7.1馬力/7,500rpm |
ミッション | 4速 |
車両重量 | 83kg |
当時の新車価格 | 198,000円 |
【ホンダ】スーパーカブ90

ホンダを代表するスーパーカブシリーズから登場したバイクで、1960年半ばから2000年にかけて40年間もの間販売され続けた超ロングセラーモデルです。
当時は自転車感覚で乗れるバイクとしてかなり人気があり、燃費も優れていることから、現在でも高い人気があります。
ミッションはカブシリーズではお決まりの遠心式クラッチのリターン式が採用されています。
ミッションは3速しかないものの、90cc4ストロークエンジンはトルクもが大きく、70km/hぐらいまでは問題なく加速します。
さらにフロントタイヤの上部にもキャリアベースが備え付けられているため、自転車のようにカゴを付ければママチャリ感覚で使用できるのも大きなポイントです。
スーパーカブ90の基本スペック
全長×全幅×全高 | 1805mm×660mm×1015mm |
排気量 | 85cc |
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エンジン形式 | 空冷4ストローク単気筒 |
最高出力 | 7PS/7,000rpm |
最大トルク | 0.79kgf/7,700rpm |
ミッション | 3速 |
車両重量 | 86kg |
当時の新車価格 | 177,000円(デラックス) |
【ホンダ】リード90

2ストロークの原付スクーターで、これまではディオなどが主流でしたが、より大きなサイズでゆとりのある走りを実現するために、リード90が登場しました。
メットインと呼ばれるシート下の大きな収納スペースは、フルフェイスヘルメットでも問題なく収納できるメリットがあります。
また、89ccのエンジンからは8.4馬力が出力され、トップスピードは90km/hにも及びます。
さらにフロントサスペンションにはアンチダイブ機能が搭載されており、原付スクーターの中ではかなり安定感が優れています。
見た目もどっしり構えたようなフォルムをしているため、ビジネスマンが通勤用に使うのにも最適な1台だったようです。
リード90の基本スペック
全長×全幅×全高 | 1755mm×715mm×1060mm |
排気量 | 89cc |
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エンジン形式 | 空冷2ストローク単気筒 |
最高出力 | 8.4PS/6,500rpm |
最大トルク | 1.0kgf/4,000rpm |
ミッション | オートマチック(Vマチック) |
車両重量 | 85kg |
当時の新車価格 | 225,000円 |
【ヤマハ】スポーツジョグ90

こちらも2ストロークのスクーターで、強力な加速力を誇ります。
また、フロントブレーキにはディスクブレーキが採用されているため、スピードが出てもしっかり止まることができます。
さらにフロント部分にはオプションでカゴも取り付けられるため、若者だけではなく買いものもする主婦層からの評価も高かったようです。
当時は不人気者だったのか、中古車市場のタマ数はかなり少ないものの、ジョグ90のエンジンは50ccの車体にボルトオンで脱着できるため、最近ではエンジン単体での需要も上がってきています。
スポーツジョグ90の基本スペック
全長×全幅×全高 | 1630 mm×640 mm×1005 mm |
排気量 | 85cc |
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エンジン形式 | 空冷4ストローク単気筒 |
最高出力 | 8.5PS/7,000rpm |
最大トルク | 0.89kgf/6,500rpm |
ミッション | オートマチック(Vマチック) |
車両重量 | 70kg |
当時の新車価格 | 167,400円 |
【スズキ】バーディ90
ビジネスバイクとして登場したバーディ90。ぱっと見ホンダのスーパーカブのような見た目をしています。
元々は1969年に登場した2ストロークの50ccモデル「スーパーフリーF50」がシリーズの始まりです。後に「バーディ=英語で小鳥」として登場しました。
当初は2ストロークエンジンのモデルが主流でしたが、後に時代と共に空冷4ストローク単気筒へと移行。しばらくは50ccモデルと80ccモデルの併売が続いていましたが、2006年に88ccのエンジンを搭載する「バーディ90」が登場しました。
スズキ発のビジネスバイクとして根強い人気がありましたが、排ガス規制の強化と共に、2008年に生産が終了しました。
スポーツジョグ90の基本スペック
全長×全幅×全高 | 1830mm×700mm×1030mm |
排気量 | 88cc |
---|---|
エンジン形式 | 空冷4ストローク単気筒 |
最高出力 | 6.7馬力 |
ミッション | 3速 |
車両重量 | 95kg |
当時の新車価格 | 208,950円 |
まとめ
バイクの黄色ナンバーについてや、黄色ナンバーが当てはまるおすすめのバイクをご紹介しました。
黄色ナンバーのバイクをもう一度おさらいすると、排気量51cc〜90ccまでの原付2種バイクで、
- 法定速度は車やバイクと同じ60km/h
- 二段階右折は必要ない
- 2人乗りもできる
- 自動車専用道路は走れない
- 「普通自動二輪小型限定免許」以上の免許が必要
となります。
もともと2ストロークが主流だった時の名残のような区分で、現在の新車では黄色ナンバーに当てはまるバイクは販売しておりません。
しかし50ccのバイクをボアアップした場合や、中古車で黄色ナンバーのバイクを購入した際に使用することもあると思いますので、完全に無くなることはないでしょう。
また黄色ナンバーのバイクはどれもマニアックで面白いものが多いため、機会があればぜひ乗ってみることをおすすめします!