海も山も楽しめる千葉県房総半島のツーリング。
いくつものツーリングルートを作ることができますが、もし房総半島の山中を走るルートを選ぶのであれば、ぜひ道中、大山千枚田に立ち寄っていただければと思います。
本記事では、大山千枚田についてやアクセス方法、実際に行ってみたレポートを写真付きでご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
↓千葉県のおすすめツーリングスポットはYouTube動画で紹介しています。
大山千枚田とは
大山千枚田(おおやませんまいだ)は、鴨川市にある長狭平野の大山の麓にあります。
375枚も棚田が階段形状に並んでおり、四季を通して豊かな田園風景を見ることができます。また、大山千枚田は日本で唯一雨水のみで耕作を行なっており、原生に近い形の棚田でもあります。
千枚田自体は日本全国にありますが、東京から1番近い「日本の棚田百選」となっており、都心だけではなくさまざまな地域から観光客が訪れます。
また、適度なワインディングロードが続く房総半島のツーリングルートの最中にもあるため、多くのライダーが休憩地点としても利用します。
大山千枚田へのアクセス方法
住所 | 千葉県 鴨川市 平塚540 |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | 約20台(車の場合) |
アクセス | 館山道鋸南保田ICより約20分 |
URL | 大山千枚田保存会公式サイト |
大山千枚田へのアクセスは県道410号線もしくは県道34号線から案内板に従って田舎道を進む必要があります。
案内板を見逃して違う道に入っていくと、迷路のように迷ってよくわからない畑道を延々と走ることになりますので、注意しましょう。
大山千枚田の駐車場
大山千枚田の駐車場はこのように空き地を開拓して作られています。
舗装されていませんが地面はしっかりしていますので、気にせずスタンドを立てることができます。
梅雨の時期や前日に雨が降った場合はぬかるんでいるところもありますので、止める場所を少し考える必要があります。
サイドスタンドにスタンドプレートを用意しておくと良いかもしれません。
また、駐車場にはトイレもありますので、休憩ポイントとしても十分活用できます。
大山千枚田に訪れた際に立ち寄りたい「棚田カフェごんべい」
大山千枚田の一角には古民家レストランの「棚田カフェごんべい」があります。
築100年の古民家を移築して作られた店内は、ゆったりくつろげる落ち着いた雰囲気をしています。
メニューは地元の食材を利用したものが多く、ピリ辛の肉味噌が入った「千枚田肉みそ米めん」や長狭米を使った「おにぎり定食」、自家製アンズジュース、タンポポコーヒーなどがおすすめです。
敷地内は駐車場がありませんので、大山千枚田の駐車場に停めて歩いて行く必要があります。棚田の頂上付近にありますので、すぐに見つけることができます。
住所 | 千葉県鴨川市平塚546-1 |
電話番号 | 04-7099-9052 |
営業時間 | 10:00~16:00 |
URL | 公式サイト |
大山千枚田の詳細情報
大山千枚田を実際に歩いてみました。
棚田の頂上は見晴台のようになっており、写真撮影をするのに最適です。
棚田の中に入ったりドローンを使ったりしての撮影はNGとなっています。
こちらは6月末に撮影した写真です。夏にかけてはかなり緑々としていますね。
ちなみに本記事初めの写真は秋口に撮影したもので、彼岸花がたくさん咲いていました。
丘の上には千枚田を管理している棚田クラブの建物があります。
ツーリングプランに組み込みやすい大山千枚田はおすすめのスポット
日本の棚田百選にも選ばれており、その美しい景色を堪能できる大山千枚田。
房総半島の中央にあるため、どのようなツーリングプランにも入れやすく、愛車との撮影ポイントにもぴったり。大自然の中でリラックスしたい人は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。