動体視力はどの年代からも鍛えることができますが、きちんとトレーニングしないとなかなか鍛えることができません。
でも、動体視力を鍛えたいと考えていても、
- どのように鍛えるのかわからない
- 最適なトレーニンググッズが欲しいけどどれがいいの?
といった悩みはありませんか?
動体視力のトレーニングってなかなか効果を感じにくいし、我流でやってもそもそもちゃんと鍛えられているのか不安になることもあるでしょう。
そこでこの記事では、
- 動体視力を鍛えることのメリット
- 鍛える時に気をつけるポイント
をご紹介したあとに、
- トレーニンググッズ
- トレーニングに関する書籍
といったおすすめのものをご紹介しますので、動体視力を効果的に鍛えたい人はぜひ読み進めていってください!
動体視力を鍛えることのメリット
動体視力は単純な視力ではなく動いているものを瞬時に判断したり、情報を取り入れる能力のことを言うため、動体視力が優れていると、
- 身体の動きが向上する
- ケガをしにくくなる
- 頭の回転が速くなる
- 学力も向上する
といったメリットがあります。
動体視力のピークは8〜20歳とも言われていますが、トレーニングを行えば何歳からでも鍛えることもできます。
1.身体の動きが向上する
動体視力を鍛えることで、瞬時に身体を反応させることができるため、筋肉の俊敏性も向上します。そのため、シュッと引き締まった筋肉を作ることもできるでしょう。
また、反射的な動きは瞬間的に筋力のピークを引き出すこともできるため、程よく筋肉に負荷をかけることもできます。
2.ケガをしにくくなる
動体視力を鍛えることで、無意識に身体を守る動作も向上させられるため、例えば瞬間的に物が飛んできた際に反射的にかわしたり受け止めることができるでしょう。
さらに、スポーツだけでなく日常生活においても万が一の動作が必要になった時に、身体が反応できるとケガを未然に防げるでしょう。
料理をしてふとした瞬間、包丁を落とした際に反射的に足を避けたりするのも動体視力と考えられますので、動体視力の能力は決して侮れませんね!
3.頭の回転が速くなる
動体視力は目で見た情報を瞬時にどうするか判断する能力のため、脳の情報処理能力が速くなります。
そのため頭の回転も速くなり、思考能力もどんどん良くなっていきます。運動神経が良い人や反射神経が良い人は喋り方もハキハキとしている人も多いのではないでしょうか?
そういう人たちは動体視力がいいため、頭の回転が速く喋り方にも現れていると考えられますね!
4.学力も向上する
的確な情報処理能力は頭の回転を速くするため、学力も向上すると言われています。
特に年齢が若い時にしっかり動体視力を鍛えると頭の回転が良くなって学校の成績も良くなるかもしれませんね。
動体視力を効果的に鍛えるには「見る力」を鍛える必要がある
動体視力は止まっているものが良く見える「視力」とはあまり関係していません。あくまで動いているものを目で捉えて情報を判断する能力のことを言います。
そのため、動いているものを捉える力である「見る力」を鍛えなければいけません。
見る力を鍛えるのは、筋力トレーニングと同じで、
- 継続してトレー二ングする
- 鍛えたいところをピンポイントに鍛える
といったことが重要です。
動体視力を鍛える定番グッズはトレーニングメガネ
動体視力を鍛えるので有名なトレーニンググッズは、やはりトレーニングメガネではないでしょうか?
メガネを着用して簡単なボール運動を行えば、動体視力を効果的に鍛えることができます。
ただし、かなり値段が高いのがデメリットであるため、なかなか勇気が必要ですよね。
そこで、トレーニングメガネ以外に動体視力を鍛えることができるおすすめのグッズをご紹介していきます!
自宅で動体視力を鍛えるためのおすすめトレーニンググッズ5選!
自宅で簡単にできるおすすめのトレーニンググッズは以下の5つがあります!
どれも単純なものであるため、手軽にできるというメリットがあります。一つずつ見ていきましょう!
リアクションボール
バウンドの方向が予測できず、常にイレギュラーな軌道を描くリアクションボールは動体視力を鍛えるのにぴったりな道具です。一人で壁当てをしたり、2人で投げ合ってキャッチするのもいいでしょう。
ゴム製のため、普通に使っているとケガをすることはないため、どこでも誰でも使えるのがポイントです。
- ボールひとつあればどこでもトレーニングできる
- 数人でゲーム感覚でも楽しめる
ビョンビョンボール
テニスボールぐらいの大きさのボールをリズミカルに拳で叩くトレーニンググッズです。
使ってみると意外とボールが小さいため拳に当てるにはかなり集中しないといけませんので、やっていると結構疲れてきます。
ボールの高さも調整することができるため、慣れてくれば足で行うこともできます。
- 動体視力だけでなく、フィットネスにも繋げられる
- 集中力も鍛えられる
ブラックシャトル
バドミントンのシャトルで羽の部分が黒く染められています。
バドミントンのシャトルは打つ時よりも相手が打った時が一番見えにくくなるため、よほど集中していなければ簡単に見失ってしまいます。
そのため、動体視力はもちろん、集中力も鍛えることができるでしょう。
- バドミンドンをしている人にとってはトレーニング効果大
ヘッドスピードボール
額に固定したベルトからゴムが伸び、ボールに繋がれているため、頭をめがけて飛んでくるのを拳で打ち返すトレーニングができます!
何を言っているのかわからないかもしれない人は以下の映像を見てください!
やってみると意外と難しく、ボクサーや格闘技をしている人もトレーニングに使っているようです。
折りたたんでどこでも使用することができるため、異動先でもトレーニングできるできますので、1日5分でも日課にするといいかもしれませんね!
- 折りたたんでどこでもトレーニングできる
- 慣れてくれば強く打ち返して難易度をコントロールできる
反射神経トレーニングマシン「ザ・リアクションⅡ」
6つのランプがランダムに点灯し、転倒する場所に合わせて素早く身体を動作させるトレーニングができる機器です。
前後左右にマーカーを置き、反復動作をすれば動体視力だけでなく身体の俊敏性も鍛えることができるでしょう。
値段が高いものの、スポーツクラブなどで1台導入しておきたいですね!
- 転倒の感覚も変えられるためトレーニングのバリエーションが広がる
- 身体も動かすことができるためスポーツのトレーニングとしては最適
動体視力や見る力について勉強するなら読んでおきたい書籍3選!
動体視力を鍛えるおすすめのグッズをご紹介しましたが、さらに動体視力を効果的に鍛えたいと考えるのであれば、専門書を読んで勉強するのもポイントです。
おすすめの書籍は以下の3つがあります。
人生を変える「見る力」 (集中力、観察力、イメージ力が高まる目のトレーニング)
プロボクサーの村田諒太さんも読んでいる書籍で、動体視力も含まれる「見る力」について詳しく紹介されています。
また、効果的なトレーニング方法も書かれているため、おすすめのトレーニンググッズと合わせて活用してみてはいかがでしょうか?
スポーツのための速読ビジョントレーニング
本を早く読む技術「速読」も、実は動体視力とかなり関係しています。
そのため、速読によって目を鍛え、脳と身体の連携を高める訓練の方法について書かれています。
実際にスポーツをしている人の体験談も豊富に掲載されているため、スポーツしている人は必見です!
野球の眼力トレーニング―「見るチカラ」を鍛える!
社会人野球チームやプロ野球チームへのアドバイスも行っている著者が、野球に特化した目のトレーニング方法の参考書となっています。
野球と言わず、球技をしている人であれば通じる部分が多いため、読んでみる価値大です。
まとめ
動体視力を鍛えると、
- 身体の動きが向上する
- ケガをしにくくなる
- 頭の回転が速くなる
- 学力も向上する
といったメリットが出てきます。
しかし、動体視力を鍛えるには効果的なトレーニングを長期間続けなければなかなか効果が現れません。
そこで、今回ご紹介したおすすめのトレーニンググッズ
を利用したり、書籍で正しい知識をつけることをおすすめします。
もちろん何歳からトレーニングしても能力を向上させることができるため、効率よく継続して動体視力を向上させましょう!