福山自動車時計博物館レポート!施設の詳細や展示品を紹介【広島ツーリング】

↑YouTube動画でもご紹介しています。

広島県福山市にある福山自動車時計博物館に訪れたので、その様子をお届けします。

目次

福山自動車時計博物館とは

福山自動車時計博物館 本館 展示場

福山自動車時計博物館は、地元福山市の企業家、能宗 孝氏が20代の頃から収集していた自動車やバイク、時計などといったコレクションを展示している施設です。

1989年に開館したこの施設は「のれ・みれ・さわれ・写真撮れ」をモットーに、戦前のクラシックカー・バイク、作業車、アンティーク時計などを展示。

展示車両の中には実際に乗り込むことができるものもあり、全国的にも数少ない体験型の博物館として注目されています。

施設の内部には、ジャンルを問わない展示物が所狭しと並んでいます。

また、建物前の通りや駐車場にもビンテージカーやクラシックカー、作業車などが展示されています。

バイク好きはもちろん、車や時計、機械好きの方が満足できるのは間違いありません。

所在地

福山自動車時計博物館 本館 建物
昭和時代の街並みを連想させるレトロな外観

福山自動車時計博物館は、福山市の中心地、北吉津町にあります。山陽自動車道、福山東ICから自動車で約15分、福山西ICから約30分の位置にあります。

所在地〒720-0073 広島県福山市北吉津町3丁目1-22
電話番号084-922-8188
営業時間9:00~18:00
駐車場あり(無料)
定休日年中無休
URL福山自動車時計博物館公式サイト

入館料

福山自動車時計博物館の入館料は、以下の通りとなります。

  • 大人・・・900円
  • 中高生・・・600円
  • 小人・・・300円
  • 65歳以上・・・600円
  • 障がい者・・・600円

博物館というだけあって、入館料は少々高めに感じるかもしれません。ただ、公式サイトの方に優待チケットがあります。

優待チケットを使うと大人1人700円、中高生500円、小人250円になるので、ぜひご活用ください。

それと、入館時にパンフレットと一緒にもらうアンケート用紙を記入し、退館時に係員さんに渡すと来館記念ステッカーがもらえます。

福山自動車時計博物館 アンケート ステッカー
一応販売もしています(たしか300円だった気がします)

ここでしか手に入らないので、地味に嬉しいです。

ちなみに休憩スペースはこんな感じで、レトロで落ち着いた雰囲気をしています。トイレはこの右隣にあります。

福山自動車時計博物館 休憩スペース お土産販売コーナー
休憩スペースはお土産販売コーナーも兼ねています

駐車場

福山自動車時計博物館は、メイン駐車場に加え、別館前にもサブ的な駐車場があります。

両駐車場共に無料で利用でき、もちろんバイクも駐められます。

メイン駐車場

福山自動車時計博物館 駐車場

サブ駐車場

福山自動車時計博物館 サブ駐車場

福山自動車時計博物館の展示場詳細

福山自動車時計博物館の施設内について詳しくご紹介していきます。

ここの施設は、大きく3つの展示場で成り立っています。

  • 屋外展示場
  • 本館展示場
  • 別館『能宗敏雄 道子記念館』

本館がメインの展示場であるのはもちろんですが、ここでは施設の周辺にも乗用車やバス、作業車、水車や機関車、リヤカーなどといった、様々な展示物が展示されています。

しかも本館以外の展示場は、すべて無料で見学できます。

屋外展示場

本館西側や、道路を挟んだ向かいのスペースにも展示物があります。しかも水車や機関車、リアカーなど、その展示物は多岐にわたります。

本館周辺を散策してみると、面白いものに出会えるかもしれません。

福山自動車時計博物館 屋外展示場
福山自動車時計博物館 屋外展示場 消防車

昭和の消防車やポンプ車など、今となっては貴重な文化財とも言える車両も展示されています。

福山自動車時計博物館 屋外展示場 駐車場

メイン駐車場の前には、南極観測車や木炭車などといった、大変珍しい車両が展示されています。

本館展示場

福山自動車時計博物館 本館 メイン通路

入り口正面のメイン通路は、このような感じです。

フォード T型スピードスター 福山自動車時計博物館

クラシックカーやバイク、軽飛行機、木馬などが展示されています。

福山自動車時計博物館 本館 時計

壁面には時計や模型、ミニカー、モデルガンなども展示してあります。

福山自動車時計博物館 火縄銃 モデルガン

施設内どこかしら何かが展示してあるので、隅から隅まで目を通すと、時間があっという間に過ぎてしまいます。

福山自動車時計博物館 本館 メイン裏手

入り口の煌びやかな雰囲気に圧倒されながら先に進むと、さらに希少な自動車や三輪車などもズラリ。

オルガンや火縄銃、ブリキの模型などもあります。

一度施設全体をぐるりと見渡してみてください。面白いものが見つかります。

別館『能宗敏雄 道子記念館』

福山自動車時計博物館 サブ駐車場
サブ駐車場の裏手にある建物が『能宗敏雄 道子記念館』

本館の隣には別館『能宗敏雄 道子記念館』があります。

能宗敏雄 道子記念館 ろう人形

こちらは蝋人形やヨーロッパで制作された、時計塔内部の機械などが展示されています。

能宗敏雄 道子記念館 時計

札幌時計台の時計も、このような機械で動かしているそうです。

ちなみにこちらの建物は、笠岡市富岡にあった古民家(1868年建築)を移築リノベーションしたものとなっています。

建屋内は独特の静けさがあり、立ち止まって周りを見まわすと、お寺の境内の中にいるかのような心静まる感じがします。

福山自動車時計博物館の車両を一部ご紹介

クロスレー・ミゼットカー

クロスレー ミゼットカー

元々はアメリカのラジオメーカーだったクロスレー社が製作したレーシングカー、クロスレー・ミミゼットカー。

当時のレースと言えばオーバルコースを周回する形式だったらしく、このような形状の車両構成となっているそう。心臓部には0.72L直列4気筒SOHCエンジンを搭載しています。

クロスレー ミゼットカー
こちらの車両には乗り込むことも可能

トライアンフ サイドカー

福山自動車時計博物館 トライアンフ 三輪バイク

こちらはトライアンフのサイドカー仕様。

フロントがバイクのフロントタイヤ1本、リアがサイドカーの1本+バイクのリアタイヤ1本という「デュアルドライブサイドカー」になっています。

日本消防製造(株) 3輪消防ポンプ車

日本消防製造(株) 3輪消防ポンプ車

こちらは国産の3輪消防ポンプ車です。

3輪車にもかかわらず、フォード製V8エンジンと非常に強力なエンジンを搭載しているのが特徴。走行とポンプ両方の動力を兼ねているためだそう。

軽飛行機チェロキー

軽飛行機 展示 チェロキー

アメリカのパイパーエアクラフト社が製造した軽飛行機、チェロキー。

こちらは写真奥にある階段を登り、コックピットに直接乗りこむことが可能です。

普段中々味わうことのできない、飛行機のコックピットからの景色が体感できます。

マツダ 3輪乗用タクシー

マツダ 3輪タクシー

こちらは今では珍しいマツダの3輪乗用タクシーです。

戦後直後の日本は4輪自動車の生産が禁止されていたため、代わりとして3輪乗用車が活躍していました。

ただし、3輪しかないと、乗り心地は悪いわ、横転しやすいわで、あまり評判が良くなかったとか。

エンジン音や振動が大きく、路面の凹凸を拾ってはバタン、バタンと激しく揺れながら走る様子から「バタンコ」「バタンコ車」などと呼ばれていました。

ダイハツ 3輪電気自動車

ダイハツ 3輪電気自動車

こちらはダイハツの3輪電気自動車。

1970年に開催された、エクスポEXPO70での会場内の物資運搬で活躍したそうです。

スバル 360

スバル 360

こちらは日本初の大衆量向け量産乗用車、スバル360です。

曲面を多く採用したボディに、丸目のヘッドライト。てんとう虫の愛称で親しまれたこの車は、4人乗りの状態で時速83キロを記録し、性能面でも非常に優れた車でした。

ホンダ T360

ホンダ T360

こちらはホンダ初の軽トラック、T360です。

スポーツカーに採用されていた水冷4ストロークDOHCエンジンをミッドシップに搭載するという、これまでの常識を覆す革新的なモデルとして注目を集めました。

マツダ K360

マツダ K360 ケサブロー

ケサブローの愛称で親しまれていたマツダの3輪トラックK360。

箱型の大きなキャビンが特徴のこの車は、乗用車感覚で乗れる3輪トラックとして人気を集め、3年間の生産期間で総生産台数17万台を記録しました。

フォード T型スピードスター

フォード T型 スピードスター

こちらはフォードT型スピードスター。世界初のベルトコンベア式の生産システムを構築して生まれた大衆車です。

これまでの自動車は生産台数に限りがあり、王侯貴族の専用物としての位置付けでしたが、この大量生産方式が発明されたことで、一気に一般市民の乗り物として発展することになりました。

和時計

福山自動車時計博物館 和時計 枕時計

本館の入り口左には、江戸時代に作られた櫓時計や枕時計など、和時計の展示場があります。

和時計はゼンマイやオモリを動力に、等間隔のカチッカチッという、優しい機械音を響かせます。

この時代の時計は、1日を24時間とした定時法と季節によって夜明けと夕暮れの時間を調整した不定時法があります。そしてこの時計は、不定時法にも合わせられるようになっています。

金属同士が接触する、優しい音色をしばらく聞いていると、徐々に心が落ち着いてきます。何気にこの空間が一番好きかもしれません。

近くに「まちづくり博物館」も

福山 まちづくり博物館 建物

福山自動車時計博物館のすぐ近くには、まちづくり博物館という施設があります。

ここは福山自動車時計博物館の館長が、地元のまちづくりを行っている際に収集したものを展示しています。

2022年にオープンしたこの施設は、昭和10年ごろに建てられた木造家屋の酒店店舗を移築リノベーションしたものとなります。

こちらも年中無休で、開館時間は9時〜18時。入館料は無料となります。

館内には周辺地域の歴史資料や、時計、映画「黒い雨」の撮影に協力した際の資料などを展示。屋外には、ボンネットバスやクラシックカーも展示されています。

まちづくり博物館 1階

まちづくり博物館 1階 展示場
まちづくり博物館 1階 展示場
まちづくり博物館 1階 展示場
まちづくり博物館 1階 展示場

まちづくり博物館 2階

福山 まちづくり博物館 2階 展示場
福山 まちづくり博物館 2階 展示場 黒い雨
映画『黒い雨』コーナー
福山 まちづくり博物館 2階 展示場

屋外展示場

福山 まちづくり博物館 屋外展示場

福山自動車時計博物館は古き良き時代の懐かしさや温もりを感じる貴重な博物館だった

福山自動車時計博物館 建物 本館

ここに展示されているものを見ていると、その時代に生きていたわけではないのに、なぜかとても懐かしい気持ちになりました。昔のものって、どうしてこんなに愛着や懐かしさのようなものが湧くのでしょう。

技術や利便性の面では、間違いなく現代のものの方が優れています。

ですが、今、私たちの身の回りにあるものが、100年後、200年後この博物館のようにアンティーク品として展示されるのだろうか、と考えるとどうでしょう。

現代のものは、壊れたら買い換えるということを前提として生まれたものばかり。

一般人の私たちに理解できる仕組みのものは少なく、代わりに複雑化された機構や電子制御などといった、複雑でブラックボックス化されたものが多くなっている気がします。

そのような「もの」から、はたして懐かしい気持ちを感じることができるのでしょうか。

ともかく、車、バイク好きの方はもちろん、時計やアンティーク品、機械好きの方なら、間違いなく楽しめる施設だと思います。

ツーリングやドライブ、旅行などで福山近辺にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

YouTube動画でもご紹介しています↓

所在地〒720-0073 広島県福山市北吉津町3丁目1-22
電話番号084-922-8188
営業時間9:00~18:00
駐車場あり(無料)
定休日年中無休
URL福山自動車時計博物館公式サイト
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