この記事を読んで欲しい人
- 動体視力を鍛える方法が知りたい人
- レースでの成績を伸ばしたい人
- ビジョナップのトレーニングメガネについて知りたい人
バイクレースだけでなく、モータースポーツ界全般では動体視力の重要性は言うまでもありません。
【レーサー必見】動体視力はどう鍛える?トレーニング方法をご紹介
でも、「動体視力が大事!」とわかっていてもどう鍛えるのかわからない人も多いはず。
最近は動体視力を鍛えるためのYouTube動画やスマホのアプリもたくさん出てきました。
しかし、「果たして本当に効果があるのか?」と心配になっている人も多いのではないでしょうか?
動体視力を鍛えるトレーニングってなかなか見つかりませんよね。
そこで、動体視力・周辺視・深視力・集中力といった目と脳を効率よく鍛えられるアイテムがビジョナップ(Visionup)トレーニングメガネです!
この記事では、
- ビジョナップ(Visionup)トレーニングメガネはこんなメガネ
- 使い方や効果的なトレーニング方法
- 購入方法や金額
といったことをご紹介しますので、動体視力を鍛えたいスポーツ選手やレーサーの人はぜひご一読ください!
ビジョナップ(Visionup)とは?どんなメガネなの?

ビジョナップ(Visionup)トレーニングメガネは、株式会社ビジョナップが発売している動体視力やスポーツビジョンを鍛えることができるトレーニング専門のメガネのことです。
今まで動体視力を鍛えたいと考えても、なかなか効率の良い方法がありませんでしたが、このメガネをかけて簡単な動作をすることで、効率良く鍛えることができます。
形状はスポーツサングラスのようで見た目もカッコよく、どこで使用しても違和感がありません。
また、このメガネはプロ野球やJリーグ、プロテニスやバレーボール、F1チームなど幅広いジャンルの選手がトレーニングで使用しています。
ビジョナップはスポーツで必要なスポーツビジョンを鍛えることができる
本来人間は
- 視覚
- 嗅覚
- 聴覚
- 触覚
- 味覚
と五感を使って情報を仕入れていますが、中でも視覚は85%以上の割合を占めており、スポーツに関しても非常に重要な役割を占めているのは言うまでもありません。
スポーツのパフォーマンスを向上させるには視覚(ビジョン)機能の高さが必要となります。
スポーツビジョン細かく分けると、
- 静止視力
- KVA動体視力
- DVA動体視力
- コントラスト感度
- 眼球運動
- 瞬間視
- 深視力
- 目と手の協応動作
と8種類に分けられていますが、簡単に言うと眼球の動きに左右されるのが、動体視力などのスポーツビジョンとなります。
そのため、視力が良くてもスポーツビジョンが良いとは限りません!
トレー二ングメガネは過去にナイキでも販売されていた

実はストロボ効果のトレーニングメガネはナイキが開発・販売していましたが、残念ながら販売終了してしまいました。
そのため、ビジョナップがそのメガネを引き継いで開発・改良して再び販売しています。
ナイキのメガネも構造は同じで、メガネにストロボ機能が内蔵され、動体視力や脳を使って動きを予測する能力が鍛えられ、動体認識力を向上させる仕組みのものとなっています。
この時メガネの効果を検証するためにデューク大学とナイキが共同で実験をおこないました。
157人のスポーツ選手で調査を実施したところ、トレーニングメガネを使用していない人と着用している人でテストし、メガネを使用している人の方が動きに対する感度が上がり、100ミリ秒の視覚的刺激の認識もできるようになったと言われています。
ただし、当時の情報だと効果はいつまで続くのかや、どれくらいトレーニングしなければいけないのかがはっきりとわかっていなかったため、当時はあまり大きく普及しなかったようですね。
ビジョナップトレーニングメガネの特徴

世界でも画期的なトレーニング器具として注目されているビジョナップトレーニングメガネは、ストロボ効果を使って動いているものを瞬間的な写真のように認識するようになります。
レンズ部分に液晶の点滅システムを搭載しており、点滅スピードや明るさの調整も可能です。
また、内蔵バッテリーが搭載されているため、電源ケーブルに繋がなくても使用でき、軽量でどこでも持ち運ぶことができます。
球技のみならずF1チームやクレー射撃など幅広いジャンルの選手が使っている
ビジョナップのトレーニングメガネは球技のみならず、様々なジャンルのスポーツ選手がトレーニングに使用しています。
- プロ野球(読売ジャイアンツ・千葉ロッテマリーンズ・広島東洋カープ・アメリカMLB)
- ソフトボール
- サッカー(ドイツブンデスリーガ所属チーム・スイス代表チーム・ベガルタ仙台etc)
- テニス
- バレーボール
- 卓球
- バドミントン
- クレー射撃
- フェンシング
- 格闘技系
- F1(レッドブル・Formula Medicine)
- スキー
- プロの運転士(タクシー・バス・トラック)
- 生産現場の検査員
こちらでクレー射撃の選手のトレーニングも紹介されています↓
年齢層も8歳前後〜70代と幅広い年齢層の人が使っています。
スポーツ選手だけでなく、工場のライン検査員さんもトレーニングに使ってるのは驚きですね!
どこでも簡単にトレーニングができる
ビジョナップはスポーツ選手であれば、ウォーミングアップや基礎練習時に着用することをおすすめします。
スポーツ選手でなくても、付属のボールを使っての壁当などをしても十分なトレーニングになるため、どこでも簡単にトレーニングすることができるでしょう。
ビジョナップトレーニングメガネは年齢やレベルに関係なく効果がある

スポーツビジョンである動体視力は年齢とともに低下します。
視覚機能の発達は20歳前後がピークと言われており、そのあとは年齢とともに徐々に衰えていきます。
動体視力のピークなんて10代とも言われています。
また、40代から衰えのスピードが大きくなり、60代になるとさらに一気に衰えます。
この低下の原因は眼球の筋肉の衰えであることがほとんどのため、ビジョントレーニングをすることで維持することができます。
できれば低下する前にトレーニングしてスポーツビジョン低下を予防したいですね。
そのため、ビジョナップは年齢に関係なく誰が使っても効果が現れるともいえるでしょう。
ビジョナップの効果
ビジョナップの効果は、
- 脳の活性化
- 眼球の筋トレ
の2つとなります。
まず、脳の活性化についてですが、視野を断続的に遮断して視覚情報を制限することで、見えていない部分を脳がイメージして補うため、脳自体が活性化されます。
また、普段よりも眼球を大きく動かすため、眼球を動かしている筋肉を鍛えることができます。
ビジョナップトレーニングメガネの評判・口コミ
ビジョナップトレーニングメガネを実際に使用した人の口コミや評価を見てみましょう。
- 球の軌道予測と瞬間視の向上に効果がありそう。(Twitter)
- Visionupを使ってみて、今まで凄くいいかげんな見方をしていたことに気付きました。 集中して見ることで、予測や判断を早くする習慣ができて、いいリズムで打てるようになりました。
- ビジョナップを使うと見え方が良くなりますし、集中力も鍛えられます。自宅での壁キャッチボールやお手玉のような軽いトレーニングですが、使ってからすごく調子が良いので、これからもビジョナップを使ったトレーニングを続けたいと思います。
- テニスの練習で2か月間かけました。動体視力が向上したかどうかは分かりません。値段の割にがっかりしました。
ビジョナップの口コミで「効果はない」との評判もあるが真相は?
口コミなどでビジョナップの効果はないとの声も聞きますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
公式サイトによると、
- 1日10〜15分
- 週3回
- 3ヶ月間
続けることで効果が現れるということが書かれています。
「効果がない!!」
と言っている人は、単純に使用期間が短かったり、正しい設定でトレーニングしていないということが考えられます。
一方、きちんと効果が出ている人は長期間正しい使い方をしている人が多い傾向があるようですね。
トレーニングの効果は3ヶ月後に約10%向上した実績がある

実際、オランダのフィールドホッケー1部リーグに所属している選手にトレーニングのテストをしてもらったところ、
- 視覚機能向上率・・・平均9.92%
- パフォーマンス向上率・・・平均9.57%
向上したという実績があります。
また、テスト後の選手の感想を聞いてみると、
- ビジョントレーニングの結果、認知・広角視野が速くなった
- 反応速度が向上した
- 目と手の協応動作が向上した
- 状況の把握がより速く正確になった
と、効果が実感できたという声がありました。
ビジョナップの製品に入ってるもの

ビジョナップのトレーニングメガネを購入すると、以下のものが入っています。
- トレーニングメガネ本体
- ACアダプター
- 専用ポーチ
- 専用ハードケース
- オリジナル・ヘッドバンド
- トレーニング用ラバーボール
- 取扱説明書
- 1年間の保証書
こちらの動画でも内容品が紹介されています↓
ビジョナップの使い方
ビジョナップのトレーニングメガネの使い方は基本的にはメガネをかけて、いつものウォーミングアップや基礎練習で使うだけとなります。
1回の使用で10〜15分、週3回のトレーニングを続けると、3ヶ月ほどで効果が現れてきます。
1日おきにトレーニングすると良いですね!
また、トレーニング方法は、付属品のラバーボールを使って以下のようにすれば、自宅の部屋でもトレーニングすることができます。
コツはやり過ぎないことです。
もちろん光体を使わずに視野を遮断するだけであるため、目や健康に害を及ぼすことはありませんが、やりすぎることで、目への負荷がかかりすぎ、かえって効率悪くなってしまいます。
筋トレと同じで、適度な負荷と回復が必要ということですね!
ビジョナップで最初に行うトレーニング
最初にするトレーニングでおすすめするのは、遮断率(Duty比率)50%、点滅回数は50Hzのボールの壁当てからスタートしましょう。
徐々に慣れてこれば、30Hz→20Hz→10Hzと、周波数を落としていき、見える時間を無くしていきます。さらに慣れてこればトレーニングの動作を変えて再び50Hzから始めましょう。
慣れてきたらワンランク上のトレーニングをする
ビジョナップを使い始めた時はかなり苦戦するビジョントレーニングも、1・2ヶ月すると簡単にできるようになります。
そうなるとトレーニングがマンネリ化するため、さらなる向上につながりません。
そこで、ワンランク上のトレーニングにチャレンジすると良いでしょう。
- 設定を難しくする
- 動作を難しくする
点滅回数である周波数を下げることで、さらに見えない期間を多くすることをおすすめします。
また、見えない時間の比率である遮断率を高くすることで、見えない時間が長くなり、さらにトレーニング内容を難しくすることができるでしょう。
そのほかに、ボールの壁当てであればワンバンからノーバンに変えたり、ボールを少し左右に振ってサイドステップの動作を取り入れたりと動作を難しくしていきましょう。
ただし、いきなり難しくするのではなく、少し難しいと感じるくらいが最も効果的です。
ビジョナップの販売店は全国にあり、試着できるお店もある

ビジョナップの取扱店は数自体は少ないものの、全国的に展開されています。販売店情報はこちらで確認できます。
また、試着できるお店もあるため、近所にお店がある人は一度試着して見るのも良いでしょう。
お得にビジョナップトレーニングメガネを購入する方法
ビジョナップのトレーニングメガネは、楽天やアマゾン・ヤフーショッピングで販売していますが、値段はどこも同じようですね。
値段の方は、
- 大人用・・・45,360円(税込)
- ジュニア用・・・42,120円(税込)
となっています。
かなり高めのイメージがありますが、それでもプロが使っているものに変わりなく、材料費や人件費を考えるとこれ以上価格を下げられないのではないでしょうか。
ビジョナップの正規品であればレンズはポリカーボネイトのフィルム液晶で作られているため、軽くて見やすくなっています。
動体視力のトレーニングは継続してこそ効果が現れるため、性能面で間違いの無い正規品を購入することが上達への一番の近道とも言えるでしょう。
